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東方黄明譚  作者: k.Yakumo
7章 変異と式神
64/319

出来過ぎてプライドがポッキリ

「……」

「……」


あれ、紫様も藍様も黙っちゃってるんだけど、なんかやらかしたかな…?


「…えーと、何か問題でも…?」

「いや、その…初めてでここまでしっかりと定着させ、しかも…完璧に仕上げると思わなくてだな…」

「上出来よ。上出来すぎて驚いちゃったのよ。藍より才能あるんじゃない?」

「そ、そんなぁ…私の能力が否定されちゃうじゃないですか」

「ん、そのあたりは大丈夫よ。教えたのは貴女なんだから、貴女の教え方が完璧だったって事になるんだから」

「…うぅ、そうですけど…」


紫様と藍様の様子を、クーは首を傾げながら眺めている。


「…主様、あのお二人は…主様の師匠、ということになるのでしょうか?」

「うん、まぁ…そうなるね。髪が長くて、この部分に陰陽の印がついてて紫色なのが紫様、僕の主。髪が短くて、この部分が藍色なのが藍様。僕の先輩」


クーが着ている服の、前の部分を指しながら説明してやる。

クーの服は藍様が着ているタイプのものにとてもよく似ていた。前掛けの色が銀色なくらいしか違いが無い。


「クー、変化する時に服も作ったのかな?」

「うん、その…人っぽくしようとしたんだけど、主様から貰った力が余ったの。だから、藍様のを見て、真似したんだ」

「なるほどね…」


頭を撫でてやると、目を細めて気持ち良さそうにしている。狼だった頃とその表情は似ている気がした。

ここまでの黄などのスペック紹介などを次回で行います。

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