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東方黄明譚  作者: k.Yakumo
5章 歓迎宴会
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宴会スタート

不意に、ふわりといい匂いがした。


「…ん、んっ…?」

「…ふふ、目が覚めたみたいね」


紫様の顔がやたらと近い所にあった。

というか…これ、膝枕されてるのか…。


「もうちょっとしたら宴会を始めるから、起こそうと思っていたんだけどね」

「…はは、結構寝ちゃってたみたいですね」

「呑気にぐっすりだったわよ?」

「…すいません」

「謝る必要はないわよ」


とりあえず身体を起こして、伸びをする。


「床に寝てて、身体は痛くなかった?」

「はい、大丈夫ですよ。…結構、人が来ているんですね」

「まぁ、大半が妖怪だけれどね」


会場となっている方へ歩くと、次第にざわざわとした声が大きく聞こえるようになってくる。


「お、ねぼすけな主賓がやっと来たなー!」

「これでやっと始められるな!」


萃香と、魔理沙がヤジを飛ばしてくるけど…不思議と暖かいな。


「…皆、準備は万端よ。後は、あなたの号令を待つだけ」


お立ち台のようになっている場所で、紫様が背中を押す。


「…あー、どうも。先日こちらに来た…八雲黄です。皆さん集まって貰ってありがとうございます」

「元気がないぞー!」

「早く早く!」

「…ふふ、分かりましたよ。詳しい自己紹介はそれぞれ回ってやりますから。…では、宴会を始めましょう!乾杯!」


かんぱーい!!


博麗神社の境内に、皆の声が響いた。

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