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東方黄明譚  作者: k.Yakumo
29章 招かれたのは神の見習い、そして喰らう少女
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閑話 幻想郷縁起 八雲黄の頁extra

「さて、こんな感じでどうでしょう…」

「書き上げるのすごい早かったですね…とりあえず確認します。見せてください」

「はい、どうぞ」




姿を変えた世界樹の意思

八雲黄


職業 八雲紫の従者

能力 精霊武器を自在に操る程度の能力

住んでいる所 八雲紫の屋敷



八意永琳の試薬によって変化したもう一つの姿。

話し方や表情なども女性のものに変化(※1)しており、あまりに自然なためにこちらが本当の姿なのでは無いかと疑われたりもしている。


スペルカードルールで、他の人間や妖怪と競うための姿、としているようだ。


性格

性格に関しては変わらず温厚である。女性らしさも相まってとても可愛らしく見えたりもする。

もふもふ好きなのは変わらないようだ。


能力

宿した精霊を武器に宿す「精霊武器」を扱う事に特化している。スペルカードも、武器の召喚のために使用されている。


日常

身体を慣らすために、たまにこの姿で人里に出没したり、他の影響が無いかの検査のために永遠亭に出没するようだ。

また、妖怪などとスペルカードルールでの勝負を行ったりと男性の状態でいる時よりも活発に動いている様子だ(※2)。



精霊武器

彼女がスペルカードで召喚する武器。属性毎に武器のカテゴリーも変化している。属性と武器については以下の通り。


炎の精霊 精霊剣『ヴェルメリオ』

水の精霊 精霊扇『ミソウ』

氷の精霊 精霊細剣『アスル・クラロ』

雷の精霊 精霊短刀『ツーレイ』

土の精霊 精霊槌『フラーウム』

風の精霊 精霊杖『ジリョーヌイ』

光の精霊 精霊弓『ビヤンコ』

闇の精霊 精霊拳『メラン』


更に、世界樹の力をそのまま発動させるものもあるようだが、結界に影響が出そうなので試すこともしていないらしい。


目撃報告例

「この前の異変の時に戦ったんだけど、普通に強くてびっくりしたぜ…というか…いろいろずるいよな」(霧雨魔理沙)

いろいろずるい、というのはおそらくスタイルのことだろう。どうやらモデルがいる(※3)ようだ。


「いろいろ、姫様なんかに手ほどきを受けてて…様になってるんですよね、びっくりしました」(竹林から来た薬売り)

「…元々を知ってると最初は違和感がすごいんだけど、もう違和感が無くなっててそれはそれでどうかと思うんだけど」(博麗霊夢)

確かに、彼女が彼女である時は本当に女性そのものだ。


※1:永遠亭に住む蓬莱山輝夜にみっちり仕込まれたらしい。着せ替え人形にされたようだ。

※2:いきなり変身して戦う必要があるかもしれないと、慣らしているようだ。

※3:本人曰く「たぶん紫様だと思うのよね」とのこと。確かにいろいろ似ている。




「…いいと思うよ。あとは紫様の確認だけね」

「そうですか…良かったです。…それにしても…」

「…何?」

「本当に羨ましいですよねー…うーん…私とかは全然育ってませんから…」

「…が、頑張って」

「頑張っててこれなんですよー…むぐぐ…」

「…わ、私はこの辺で失礼するね。じゃあねー」

「あ、ちょっと!行っちゃいましたか…」



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