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東方黄明譚  作者: k.Yakumo
29章 招かれたのは神の見習い、そして喰らう少女
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神域への侵略(スキマ)

「んー、まだ繋がらない…結構遠い世界から飛ばされてきたみたいだねお二人さん…あ、違うか。渡り歩いててここまで来たって方が正しい?」

「ええ…既に三つか四つほどは渡っているはずなので」

「君の所で神様になるのは大変なんだねぇ…っと、もうちょいで繋がりそう…」


…うおっ、結構魔力を持ってかれてるな…長時間は繋げないし…


「…お主、さらっととんでもないことを…って本当に繋がりおった!?」

「あー、でも手が出せるくらいが限界か…向こう側の力が強すぎるみたい」

「なんだなんだ…いきなり空間が裂けるなんてどこの侵略者がやる事だ?」


声がしたので、穴を見てみるとそこには着物を着た金髪の男性が居た。


「師匠!!」

「…おう、馬鹿弟子じゃねーか。…だいぶマシな面構えになったんじゃねえか?」

「あ、ありがとうございます…」

「…ふむ、また随分と遠い世界みてえだな…お、ガーネットも元気か?」

「うむ、元気じゃ」

「そうかそうか…で、またなんでこんな方法で連絡を?魔石が反応しなかったのか?」

「どうも世界の距離が遠すぎるらしいんですよね…」

「ふむ。…あんたが空間を繋いだのか?」

「あ、はい。八雲黄と言います。この幻想郷という世界の管理補佐…みたいな立場ですね」

「ふーん…俺はレグリアだ。ちぃとばっかし、そいつらを預かっててくれないか?」

「師匠!?」

「その世界は平和そうだからな。ちょっとした息抜きみたいなもんだよ。頃合いになったら迎えを遣るから」

「あ、はい…」


割と有無を言わさない師匠のようだ、完全に押されている。


「わかりました、責任を持ってこちらで預かります」

「おう、助かる。あ、でもあまり甘やかすのはいかんからな…普段の生活は自分たちでできるようにしてやってくれるか?」

「了解です」

「おう、すまんな。じゃ、またな馬鹿弟子。せいぜいゆっくりしておけよ」


レグリアさんがそう言うと…勝手にスキマが閉じてしまった。…今日は開けそうにないかな。


「…とんでもない師匠ねぇ」

「軽いノリで世界を救ってこいとかいってほっぽり出す師匠ですから…まぁ、そのおかげでだいぶ強くなったとは思いますが」

「そうじゃの、我を空振りして地面にぶつけるなんて事も無くなったし」


そういえば、落下中に武器に変身…とか言ってたっけ。ちょっと気になるな。


「武器を使った戦闘か…ふむ。悠斗、一つ手合わせ願えるかな?」

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