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東方黄明譚  作者: k.Yakumo
5章 歓迎宴会
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会場入り

紫様が部屋に来てから、一時間ほど経過したあたりだろうか。


「黄、そろそろ出るぞ」

「ん、了解です藍様」

「…ん」


紫様にさっき言われた通りにしたんだけど…藍様はぽかーんと口を開けてこちらを見ている。


「…なんで様付けなんだ?」

「あー、さっき紫様が来て…」


先程のことを藍様に伝える。


「…ふむ、なるほど。確かにそうした方が自然か。わかった。…けど、この屋敷に居る間は今まで通りでも構わないからな。…その、いきなりそう言われるとなかなかむず痒いというか…」

「あぁ…はい、わかりました」


頬がほんのり赤く染まっているので、恐らく照れているんだろうなぁ…。


「とりあえず、私と黄だけで向かうから」

「ん、紫様は?」

「紫様は、冥界の友人を連れてくるようだからな。遅れるだろう」

「了解です。では、行きましょうか」



準備をして、庭に出るとスキマがあった。目玉空間を挟んで、見たことのある景色がそこにあった。


「博麗神社ですか」

「ああ。とは言っても…宴会が始まるまではまだ数時間ある。待たせてしまうが…」

「ええ、構いませんよ。早めに来た人たちと話もできるでしょうから」

「ん、そうか。では行こう」


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