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東方黄明譚  作者: k.Yakumo
28章 主のいない異変
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輝針城:人魚と狼×2と世界樹と

「なるほど…人里で赤蛮奇さんが暴れたのも同じ頃…やっぱり影響を受けたみたいですね」

「今思うとなんであんな自殺行為みたいな事をしたのか…」

「で、吹き飛ばされて打ち上げられて動けずにいたと…」

「普段ならあなたの式神のクーちゃんや、影狼ちゃんあたりが戻してくれるのよね」

「…影狼ちゃん?」

「狼の妖怪よ。普段は竹林の方にいるみたいなんだけど、よく遊びに来るわ」


よく遊ぶ仲、という事は実力も同じくらいか…?だとすれば、向こうも戦闘になっていてもおかしくは…


「…主様、暴走してた…えっと、友達を連れてきたよ」

「…うぅ、式神って怖いわぁ…まさかあんなに強いなんて」


無傷のクーと、ボロボロの女の子がそこにいた。ボロボロの女の子の頭には犬っぽい耳が…


「あら、噂をすれば。この子が影狼ちゃんよ」

「ああ、どうも。すぐに治療しますけど…」

「…あ、ええと…お願いします」





「…ふむ、やっぱり確定かな。僕はあの浮遊するお城に向かおうと思う。霊夢も向かってるだろうからね」

「…分かった、主様気をつけて」

「うん。クーも、二人を頼むね」

「…任せて」

「すごく頼もしいのねぇ…普段は可愛いのに」

「……」


わかさぎ姫は、クーの頭を撫でながらそう言って。

影狼ちゃんは、黙り込んだままで。…おそらく、僕の実力でも考えているのだろう。


「…ま、大抵の事は霊夢に任せておけばなんとかなるだろう。…ならない場合は僕も本気で行かなきゃね」


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