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東方黄明譚  作者: k.Yakumo
5章 歓迎宴会
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幻想郷恒例のアレ

名前を受け取って、二日ほど経った日のことだった。幻想郷について知るため、紫さんから渡された幻想郷縁起を読んでいると、紫さんが部屋に入ってきた。


「さて、今日は宴会よ」

「宴会…ってなんですか?」

「貴方の歓迎を皆でするの。お酒をいっぱい飲んだり…皆とお話したりね」


…ふむ、そういう風習があるみたいだ。


「で、もちろん貴方も連れて行くのだけれど…黄は、私の配下に置くって事にしてあるのよ」

「んー…藍さんと一緒の扱いってことですか?」

「そうそう。だから…私のことを呼ぶ時は、藍と同じようにしておいてね」

「…わかりました、紫様」

「ん、よろしい。あと、藍のこともそうやって呼ぶように。貴方の方が後輩になるから」

「了解です」


では、藍さん…ではなく、藍様と呼んだらいいのか。ん、そういえば…


「橙の呼び方は?」

「ああ、橙はまだ正式に八雲姓を受け取ってない…というか、まだまだ未熟だからね。橙は橙でいいわ」

「わかりました」

「じゃ、もう少ししたら呼ぶからね」

「はい、お願いします」


紫様は、スキマに消えていった。

…宴会か。この本に書かれている人や妖怪さんが集まるらしい。…緊張するなぁ。


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