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東方黄明譚  作者: k.Yakumo
1章 狭間の屋敷
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ようこそ、屋敷へ

「…ぁぁぁぁああああ!?」

「ん、騒がないの。こうすれば落ち着くかしら?」


自由落下に絶叫する自分を、女性は抱きとめた、というかこれは…


「お姫様抱っこ、ね。…逆なら良かったのだけれど」

「…なんというか、恥ずかしいです」

「もう少しで着くから我慢しなさいな。…よっと」


女性はふわりと減速し、着地した。

ゆっくりと、下ろされる。


「…ここは?」

「私の家よ。ま、上がって頂戴な」


玄関から入り、靴を揃えると女性は可愛らしい仕草で奥に入るよう促してくる。…逆らうという選択肢は、無いだろう。


「…お邪魔します」

「ええ、どうぞ。…藍、戻ったわよ。お茶を二人分淹れて頂戴」

「かしこまりました、紫様」


奥から別の女性の声が響く。


「…ああ、そうだった。自己紹介がまだだったわね。私は八雲紫、よろしく。…それと、幻想郷へようこそ。歓迎するわ」

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