表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
東方黄明譚  作者: k.Yakumo
21章 天の雷を裂く世界樹
245/319

紫雷

前話と同時に投稿してますよー

永遠亭から屋敷へ戻り、改めて紹介をする事にしよう。


「…雷の精霊、ツーレイです。よろしくお願いします、主様の主様…でいいんですよね?」

「うん、そうだよ」


ツーレイの姿は、外界の高校生くらいの小柄な男性。紫色の髪で、前髪部分に紫電を表しているのか、明るい紫が雷のイメージのように染まっている。

服装は動きやすそうなぴったりとした服で、所々に稲光のような模様が入っていた。


「八雲紫よ、よろしく」

「はい、よろしくお願いします」


藍様や橙にも挨拶をしようと近づいたのだが…


「うぅ、なんだかピリピリします…」

「…む、尻尾の毛が逆立ってしまうな」

「あー…帯電してるのか」

「というか、僕そのものが電気の塊ですからね…」


同じ理由で、クーも尻尾が逆立ったのに驚いて僕の後ろに隠れてしまっている。


「なんとかならないもんか…あ、そうだ。フラーウム、出てきて」

「はいはーい」

「ちょっとツーレイと手をつないでみて」

「…こう?」

「あっ、ピリピリする感じが少しなくなりました」


フラーウムは地の精霊だ。アースの役割を果たしてもらえれば、幾分かはおさまると考えたが成功したようだ。


「なるほど…ではなるべく彼と行動するべきですかね」

「んー…いつでもセットで行動できるとは考えないほうがいいしなぁ」

「ん、そうだ」


フラーウムが力を込めると、結晶が出来上がる。


「これは?」

「地の力を集めておいたんだ。これをつけておけば同じ効果が出るはず」

「…フラーウム、ありがとう」


さて、ツーレイの行動に関してはこれで大丈夫かな。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ