表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
東方黄明譚  作者: k.Yakumo
21章 天の雷を裂く世界樹
239/319

天界巡回部隊

「とりあえず警戒しつつ天界の中を巡回していくしか無いのかな…」

「結局そうなるわね。…黄、予兆みたいなのはあるのよね?」

「そう、ですね…黒い靄が突然広がり始めたら、その中心に瘴気の獣が現れます」

「ん、私も手伝おうかねー。…それっ」


萃香さんが、気の抜けたような掛け声を出すと共に小さく分裂して天界中に散らばっていく。そのうちの一人が、僕の肩に乗った。


「私達の誰かが見つければ、すぐに知らせられるよ」

「ありがとう、萃香さん」

「お礼はお酒でいいからねー」

「…わ、わかりました」


すぐに紫様に視線を移すと、仕方なさそうな表情で頷いていた。たぶん、外界のお酒でも用意するのだろう。


「ちょっと、そんな緩い感じで大丈夫なの?」

「大丈夫と言われても…向こうが出てこないと手の出しようがないですからね。被害は最小限に抑えますし…攻撃の余波だったりなら天子さん達でも大丈夫ですから、手伝ってもらいます」

「うぐ…分かったわよ」


さて、早く出てこい。すぐに…倒してやる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ