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東方黄明譚  作者: k.Yakumo
20章 山の住人との交友関係
227/319

客室にて

「ほんっとうにすまんかった!!」


目覚めて最初に飛び込んできたのは、ひたすら謝る大天狗さんと、僕と大天狗さんの間に入るようにして立っているクーと椛だった。

クーの尻尾の毛が逆立っていて…これは怒っているようだ。


「…ん、主様起きた。…大丈夫?」

「あー…大丈夫っ、と…まだ痛いかな」


『鎧通し』をくらった腹は痛むが…まだ我慢できるレベルだな。

ふと横を見るとジリョーヌイが、やれやれという表情でこっちを見ていた。


「あまりに楽しかったもんで、加減をすっかり忘れておった…危うく死なせるところじゃった…」

「えー…」

「…主様に大怪我させたから、嫌い」


うん、クーが怒っているのは分かるんだけど…なぜ椛まで怒っているのだろうか?


「大天狗様、あそこまでやる必要はないでしょう?」

「む…それは分かっておるのじゃが…」

「分かってなかったからこうなったんですよね!?」

「あうー、黄、助けてくれー…先刻柊からも同じように説教されて…」

「逃げようとしてもダメです!」

「ひぃぃい…」

「…どっちが上司なんだか分かったもんじゃないな」


寝かされていた布団にもう一度寝転ぶ。…まだまだ僕は強くない。もっと…紫様の従者として相応しくなれるように精進しなければ。


「大天狗様、聞いているんですか!」

「分かっておる、分かっておるから耳元で叫ばんでくれぇぇ…」

「…クー、おいで」

「ん、主様」

「頭撫でさせて…それで癒されるから」

「…わかりました」


ああ、もふもふもふもふ…やっぱり肌触りがいいなぁ。

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