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東方黄明譚  作者: k.Yakumo
18章 ゆったりと過ごす幻想の一時
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式神化完了

という事で屋敷に皆を連れて戻ってきた。


「結構律儀なところがあったみたいね」

「そうなんですよねー…っと、これでよし」


式神にするための紙を完成させて、三姉妹の待つ部屋に。

名前はそのまま彼女達の名前を使う。その方がいいだろうからね。

…そういえば、地の魔力や妖力が既にあるような妖怪だったりを式神化した場合、属性はどうなるんだろう。

クーの場合は…僕が現在取り込んだ精霊の六属性全てを使えるけど、彼女らはどうなるかな?


「準備できましたよ。…いいですか?」

「ええ…私たちも準備できています」

「さっさとたのむよー」

「…お願い」

「わかった、じゃあ…まずはフウさんから」


口を開けさせ、魔力を通す。そのまま、紙を滑り込ませた。

次女のキリ、三女のクスハにも同じように…通していく。


「…これは…」

「ん、どうした?まさか調子が…」

「いえ、それどころか…」

「力が湧いてくるな、すごい!」

「…ポカポカします」

「黄の力が一部取り込まれて強化されているみたいね。簡単に言うと…妖怪としての格が上がっているわ」

「そうなんですか…よかった」

「…ふふ、お優しいのですね」

「で、私たちはどうしたらいいんだ?」

「そうだなぁ…あのまま、妖怪の山の家に住んでいてくれるかな。呼び出したいときはすぐに呼び出せるし」

「…ん、分かった」

「あー、あとは…そうだな、何か起きたりとかの連携が取れるようにしたほうがいいか。…天狗の皆の手伝いをなるべくお願い」

「おう、分かった!」

「…あ、そうだ。実際、少し力を使う練習でもしてみようか」

「わかりました、やりましょう」



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