第四話 ツインズを入手せよ! カルデラ最強の刺客? 黒いのと白いの
『ツインズ』
購入価格950ゴールド、売却価格200ゴールド。
ダメージ70。
タレント/ピストル
射程距離/8歩
装てん時間/15秒
ピストル+10
とまあプレイしないと何のこっちゃではあるが、この時点では破格の性能をした異常な武器である。
ちなみに次のエリアであるタカリグアでも購入出来ず入手が不可能な事からも、その異常性が垣間見える。
この『ツインズ』であるが、セバスティアーノ司令官から泥棒出来る期間は救助の為に、ファンが、開門してから女海賊パティさんを救助するまでである。
パティさんとの強制会話が発生した時点で入手不可能となる。
いや、気付く訳ねーだろ(笑)。
◇
今現在、確定しているツインズ入手ルートは3通りある。
当然、攻略サイトには一切記載されていない(笑)。
RTA動画はDLCでピストルを所持しているので情報を得るには自分で一から調べるしかなかったのである。
まずは、製作者が想定していたであろう正規ルートだ。
主人公の部屋の金貨袋には100ゴールドあり、部屋の収納箱には400ゴールド入っている。
そして牢屋に捕まっている海賊ラルゴ(盗賊の師範)から能力「狡猾」のスキルである忍び足を500ゴールド支払い習得する。
ファンが開門したら、右手の浜辺ではなく左手の『ブラック・ベティ号』に向かい、甲板長に近づくと強制会話発生。
「船に決まってる」
「船長に会いたい」
「司令官から緊急の伝言だ」
「カルロス司令官だ」
の順に選択したら、セバスティアーノ司令官が寝ている部屋に忍び足で入室してタルの上にあるツインズを入手し、忍び足を維持して退室する。
とまあ、これがおそらくは正規ルートだと思われる。
次に、多分想定されていないであろうルートだ。
ファンが開門したらパティさんの救助に向かい、パティさんがサンドデビルに襲われるムービーが終わったら『ブラック・ベティ号』に向かい、ツインズを入手し、浜辺に戻ってパティさんを救助する。
これは筆者がRTAで採用したルートとなる。このタイミングだと何故か甲板長を素通り出来るし、セバスティアーノ司令官も起きないので一番楽な入手方法である。
最後は、最強育成で採用したルートである。パティさんに栄光値を取られたくない為だけのルート(笑)。
ファンが開門したら『ブラック・ベティ号』に向かい甲板長との会話を成功させたら、甲板長を後ろから斬りつけ非戦闘状態のままダウンさせる。
甲板長をダウンさせたらセバスティアーノ司令官の部屋に入り強制会話を発生させる。
強制会話が発生すると船の外に追い出され、通常であれば再度入ろうとすると甲板長との強制会話が発生して二度と入れなくなるが、甲板長をダウンさせているので主人公が追い出されたタイミングで起き上がろうとする為にダッシュで入れば再び入船出来るので、もう一度セバスティアーノ司令官の部屋に入りツインズを入手する。
通常、追い出された時点で抜刀状態でも甲板長との強制会話で入船が不可能となる為、セバスティアーノ司令官の二度目の強制会話自体が設定されていないと考えられるので、このルートが可能となったと思われる。
オススメは2つ目のルートだ。マジで一番楽なので。
◇
本作は銃弾と鉛弾という物があり、マスケット銃が銃弾でショットガンが鉛弾という風な分け方をされている。
でピストルなのだが、これは銃弾を使うピストルと鉛弾を使うピストルで別れており、使ってみないと分からないという面倒な仕様となっている。
さて『ツインズ』であるが、これは銃弾を使用するピストルである。
そしてカルデラ(1回目)で入手可能な銃弾は、浜辺の収納箱の10発と、倉庫2階の銃弾の袋の10発の計20発である。
いきなり何の話なんだよと思われるかもしれないが、何とこの段階で『ブラック・ベティ号』には非戦闘状態無敵設定NPCが2人もいるのだ。
それが通称『黒いのと白いの』である。
◇
ぶっちゃけてしまえば、一度はこの『黒いのと白いの』の討伐を諦めていた時期があった。
だって勝てねえもん(笑)。
タカリグアにさえ行けばライフルを購入出来るようになり、乗員がコイツらと労働者だけになり、更にはパティさんも仲間になるので討伐は楽勝になるのだが、筆者は敢えてこのタイミングでの討伐に拘っていたのだ。
パティさんを救助して朝になったタイミングで直ぐに倉庫の管理人を非戦闘状態でダウンさせ、銃弾を補充したら『ブラック・ベティ号』に向かう。
『ブラック・ベティ号』には3階に操舵手、2階に望遠鏡野郎、1階に甲板長と黒いのと白いのがいる。
カルロス司令官との会話を発生させなければセバスティアーノ司令官は来ないので、このタイミングが最適なのだ。
操舵手を非戦闘状態ダウンさせたら、次は黒いのと白いのが主人公の抜刀状態に反応しない位置から甲板長を非戦闘状態ダウンさせる。
甲板長がダウンしたら白いのと黒いのと望遠鏡野郎が抜刀状態になるので、白いのと黒いのを誘導して、ツインズを撃ち込んでツインズのクールダウンが終わるまで逃げ回る、を繰り返して撃破する。
4発ずつ撃ち込めば撃破可能だが、距離とタイミングが悪いとミスが連続しやすいので注意が必要なくらいである。
さてさて、ここまですればカルデラ(1回目)でやれる事は全て完了する。
ちなみに望遠鏡野郎と新人5人は栄光値0のNPCなので倒す価値はない。
セバスティアーノ司令官に話し掛けるとタカリグアに行ってしまうので、話し掛ける直前に最大限稼ぐと以下の結果になる。
ゴールド 960
栄光値 1685
・団員の剣
・ツインズ
・たいまつ
・グロッグ
・食糧 10
・刃のポーション
・ヒーローズクラウン
・銃弾(残弾数)
・生の鶏肉
・サンドデビルの触角 7
・カキの殻 3
・銀のゴブレット 3
この時点では店もないし、ゴールドの重要性が分からないかもしれないが、本作で最初に悩まされるのが金策である。
全然稼げないのに、装備、スキル、に兎に角ゴールドを要求されるからだ。
タカリグアにさえ行けば、バーニー爺さんというキャラの射撃ゲームで無限に稼ぐ事は出来るが、はっきり言って面倒くさい。
毎回、射撃ゲームをやるのは集中力も持たないし、数少ない攻略情報でこれだけが金策として推奨されているのが、本作がクソゲーであると言わざるを得ない最大の理由かもしれない。
それだけプレイ人口が少ないということだろう。
さて、筆者は別のゲームバランス崩壊レベルの金策を発見したのでこんな面倒くさい射撃ゲームは調査目的以外では一切やらなくなった訳だが、一応正規ルートの救済措置だと思われる。
大体2分で450ゴールドの稼ぎなので、1分辺り225ゴールドの稼ぎとなる。これでも十分効率的なのが本作のマゾゲーな特徴をよく表していると思われる。
そして、筆者の最強金策は1分辺り1000ゴールドの稼ぎである。
射撃ゲームと違って失敗もない。まさに最強である。
栄光値10000と1000ゴールドあればタカリグアでも可能な金策ではあるのだが、栄光値が有限である以上、ここで10000も振ってしまうと最強育成に支障が出る為、船入手後にやるのが最善な金策となっている。
まあ、結局はタカリグアも船入手後の再配置の調査が不十分なのもあって、まだまだ完璧には程遠いのだが、現時点では再配置箇所と期間限定NPCだけ狩って脱出が合理的だという結論に達している。
何にしても、1人での調査は時間がかかるという事なのだ。
最後に『黒いのと白いの』であるが、名称自体は船員である。
服が黒いのと白いのだから便宜上『黒いのと白いの』と呼んでいるだけなので、べつに肌の色とかではない。
そもそもこんな呼び方しているのは、望遠鏡野郎も船員なので、呼び方を変えないと分かりずらかったのが原因である。