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文人アフター②

「それでは、諸君。これより、第11回将棋部裏会議をはじめる」

 俺は、文人が帰宅したのを見計らって、かな恵と葵ちゃんに招集をかけた。


「とりあえず、イベントの件はうまくいきましたね、桂太先輩!」

「すべては、委員会の計画通りね」


「ああ」

 まるで、某補完委員会みたいなノリである。つまり、みんなノリノリだ。


「そう、計画は順調だ」

 今回のトーナメントは、知り合いの他校の強豪を呼んで部員がエンタメ気味の解説をしながら文化祭を盛り上げつつ、ついでに練習試合もやってしまって、新しい部員も見つかったらいいなという欲張り企画だ。


 だが、裏目的がもうひとつだけある。


 それは……


「文人先輩には内緒で、教育大付属の相田さんも参加してくれることになりましたからね」

「ああ」

「ここで二人の距離を急接近させちゃうという古典的なキューピッド大作戦です! さすが、かな恵ちゃん! 腹黒い!!!」

 おっと、委員同士でバチバチしているな。だが、それでいい。


「これが、世界の選択か……」

 最後まで、俺は厨二病キャラを続けた。特に、意味はない。

1カ月ほどお休みしてしまって申し訳ないです!

今日はあと1話更新予定です。

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