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妄想論

なろうと俺TUEEEと転スラ

作者: とびうお君

 転スラこれは不味いかも?ってのが見えてきた。だがこれはアニメカテの話題じゃない。何故ならなろう全体の特徴だからになる。転スラの強さは悪い強さの面を含む。じゃ駄目じゃないか?そうでもないんだ、私はなろうの中で、ひねくれて強さを面白さに出来ない駄目な作者を多く知ってるからだ。その点転スラは十分上位であるのは納得できる。


 強さが面白さになってる。だがもっと上にいけるがそこはかなり悪い。その悪さが説明しにくい。感覚的にこれは下の強さの面白さだと感じている。これじゃある程度の批判は仕方が無いと思える。何故なら、なろうの中は強さの刺激が重視されすぎるくせに、その質を序列化する方向にランキングは働かないので、そういったものが働きやすいアニメ漫画の中じゃイマイチすぎる。


 ではコミックの売上げはまやかしなのか?まず第一に展開が遅いって漫画のファンにも指摘されてて、能動時間で読める漫画とアニメはその点それを扱うのがとても難しいんだ。それはあなた個人の時間でしょ?って面が強くて、展開速度はよほどの問題が無いと簡単に原作と比較して問題視してはならない。私は数多くの問題の遅さを知ってて、特に言うほどじゃない。


 そもそも原作と比較しない展開の指摘は大体が、面白さがあるのに刺激が発生して無いから早く場面が変わってくれって退屈してるだけの無意味な悪口にしかなってない。論外と言って良い。じゃ見るなよって言えない馬鹿が5chは多すぎる。まともな人間はそんな作品見ない。


 コミックの売上げはまやかしじゃない、理由は悪いと思ってる私も、他の部分は面白いと思ってて、合えていうとで、大半のなろう作品は作品のテーマ、軸が無い。それゆえに面白さが分かりにくい。分散した面白さを総合的に楽しむ人しかなろう系は楽しめない。案外なろうってのはそういう意味で素人臭くないんだ。


 総合的には転スラは上位であること、漫画が売れてる点に疑いは全く無い。ただ売り物としてこの部分はレベルが低すぎる。これはなろうのランキングの問題点であり、そもそもなろうのランキングが売上げと重なる必要は無いって問題提起でもある。問題点と言うより、現象として、なろうのランキングはそういった形の良さを序列化できない。


 そこはやはり金を払ってない弊害が出てる。金を払うがゆえの価値ってのがずれてる。だがその価値は絶対か?と言うと問題点じゃないんだ。やすかろう悪かろうじゃない、無料には無料の価値がある。ただそれだけだ。なおかつ総合的には十分に商品価値がある。そこだけ抜き出すと売り物のレベルに無い。


 今回書いたのは、実は批判を兼ねた擁護なんだ。全く正反対になる。転スラは商品価値が無いというのを一点だけで決めちゃ駄目って点。そっちがテーマで、批判はたいした点じゃない。後はランキングを批判するのではなく、価値の序列に癖があると書きたいからです。それは悪いのじゃなくて、そういう性質だというだけです。


 ここから分かるのは、なろうは特異な人達の集団か?ならその面があります。確かに無料が理由ではありますが、なろうは強さの面白さを重視しすぎる。


 なろうのランキングは、それが創れてるか?でまず01の判断がされます。問題があるけど、明確に人気に差が出るのは、欠点に気がついて、修正しようとして捻くれた作品を創って本末転倒になる人がかなりの数居ます。その点悪く言えば幼稚でも良いからシンプルに強さの面白さを創る事にまずはスタートだとしないとまず駄目って点。


 それだけじゃ序列の問題は解けません。なろうはそのスタートにたった1の作品をさらに序列化する方向性が生じないのです。一番の理由は簡単です。特殊な人への強い刺激より、数多くの人に薄い刺激を与えるほうがランキングはあがるからです。これに無料ゆえの期待の薄さが補助として加わります。


 だがこれだけじゃないです。強さに満足してしまってそれ以上求めないからです。これが無料です。お前それどうして分かったんだ?それはなろうだけじゃなくて、無料コンテンツは皆こういう傾向があるのです。0か1の比較で1を選び出すのには向いてるが、1をさらに序列化するのに無料は向いてない。


 でも転スラは売れてるじゃないか?だから複合的だと書いています。強さ自体に生じる面白さは全く売り物のレベルに無いが、それを包括的に包んだ全体の面白さは売り物として全く疑問が生じないレベルだと。要するに総合的で、イマイチな部分を全体で見るとバランスが良いんですよ。一つを取り上げてあーだこーだ言ってもほとんど意味が無い程度です。


 さてここでやっと批判です。で、その強さの問題って何?実を言うと良く分かりません…。


 その状態で言うなら、何かすべての強さが後付だという点です。何の前触れもなく、隕石が落ちてきて、突然反射スキルに目覚めて、隕石を跳ね返して、物語が終るとします。圧倒的な力でピンチを跳ね除けるのですが、どうも転スラってこんな感じがするんですよ。ただね、そう単純じゃないのは初期は丁寧にいろいろな強さを段階的に進めています。


 じゃまだあるのじゃないか?そうなんです。だから良く分からないのですよ。多分ですが、そのスキルが単純すぎる安直さがあるのじゃないか?と思います。


 科学なら、現象への自然法則へのロジカルな対応があります。そういうのが全く無いんですよ。何から防御するのにバリアだとか、見てすぐ分かるシンプルなものになりがちです。だが複雑になりすぎやしないか?だから書いたんですよ。致命的だと思う部分ではあるが、全体のバランスで言うとさほどでも無いと。


 以上が是々非々のなろう系への話しです。転スラだけしか話してないだろ?だが、なろうは多くの作品がこんな問題を抱えているから、代表として使わせてもらいました。スマホも似たような部分があり、まだ魔法多少凝っていたのですが、なんかスマホはさらに悪くて、逆に安直にそういった複雑さがもつ駄目さを中途半端にかつ表面的に使ってるだけの気がして、転スラのシンプルイズベストの下だと感じました。スマホは言うなら無駄に複雑だと言う事になります。


 単純に擁護否定が目的じゃなくて、なろうファンタジーとはなんなのか?それらを知的好奇心で解き明かして生きたい。それが私の目的です。擁護の気持ちは有りますよ。行き過ぎた擁護へのブレーキとしての批判的な気持ちもあります。ですが、根本はただそこに謎があるから動いてるだけです。


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