常習的にエタる作者が述べるエタる理論
どうも、エタってる作品がたくさんある作者、sterlです。エタってる作品数は私のユーザーページから見てきてどうぞ。
Twitterでエタる前に強制完結させると言っている方がいて、そもそもエタるってなんだ?と思ったのでこれを書くことにしました。
まず知ってる人の方が多いでしょうが、私はググるまで知らなかったので『エタる』について説明します。
『エタる』とは、解りやすく完結に説明するとエターナル未完結のことですね。更新停止したままずっと未完結。まさに私です。
基本的に『エタる』はもう更新する見込みが無い場合に使うのでしょうが、ここでは長期の更新停止として扱っていきます。
まずなぜエタるのか、についての考えを述べます。この私が言うのですから信憑性は高いでしょう。
理由として挙げられるのは、「やる気が無い」「時間が無い」「構想が練られない」「新しい小説を書きたくて仕方ない」「あれ、そんな小説書いてたっけ?」「作者の死亡」等でしょうかね。
これら一つ一つについて、実体験も兼ねて述べていきます。
「やる気が無い」
これは単純に書きたくなくなったらやる気が無くなりますね。よってエタります。ただし、やる気が無くなるに至る理由も様々です。
例えば、評価やブクマがつかないどころか減っていく。私はそこまで気にしないのですが、これでやる気を無くす人は多いようです。
例えば、誹謗中傷。精神的トラウマが原因でやる気を無くすのでしょうね。私は誹謗中傷でもなんでもドンと来いという鋼メンタルで感想を待ってます。感想が全然つきません。
例えば、小説を書く以外に楽しいことを見つけ、小説を書くことを蔑ろにする。駄作者ですね。一時期前の私が完全にこれでした。
例えば、三日坊主。そもそも読まれないでしょう。三日でやめるならその人はその程度です。
他にもいろいろやる気が無くなる理由はあるのでしょうが、全部挙げたらキリがないのでここまでにしておきます。
「時間が無い」
これは単純にリアルでの都合ですね。学生作者だと、受験勉強により小説を書けなくなったり。社会人でも、仕事の都合で小説を書く時間が無くなったりするでしょう。
ただし、作者に向けて一つ言います。時間が無いと嘘をつき言い訳することが無いようにしてください。
私が思うのは、時間が無くなるというのは希少なパターンです。時間が無いと言ってる人は、大体の場合ゲームして時間が無くなってます。はい、私です。
趣味を楽しむなとは言いませんが、嘘はいけません。読者を裏切る行為はやめましょう。ゲームやって時間が無いのなら正直にゲームで時間が無いですと言いましょう。それで叩かれたのなら自業自得です。受け止めましょう。
「構想が練られない」
想像力が無い人や、思考停止しがちな人がこれでエタるようになります。後者は私です。思考停止します。
これでエタる人は、プロットを書かずに見切り発車で書いている人ですね。完全に私です。プロットを書こうとするとエタります。プロローグ投稿する前にエタります。
話が逸れましたが、構想が練られなくなるとその後の展開を考えられなくなります。よって書こうにも書けなくなります。この場合は、エタる人と「俺達の冒険はこれからだ!」で終わる人に分かれますね。私はエタります。
「新しい小説を書きたくて仕方ない」
これは要するに私ですね。新しい小説の構想ばかり浮かんで、現在書いている小説の構想が練られなくなる症状です。エタる作品増産症候群です。想像力豊かな人に発症しがちです。
作品数が多く、エタってる小説と連載を続けてる小説がある作者はこれに該当すると思います。
また、この症状を発症している人は一度エタるとエタった小説の存在を忘れる傾向にあります。
この症状に抗体がある想像力豊かな人および、この症状を克服できた人は多数の作品を同時に連載できるようになります。私には無理です。
「あれ、そんな小説書いてたっけ?」
これは同時に大量の小説を書いている人に該当しますね。私は該当しません。また、これでエタるのはレアケースです。なんでエタる理由として挙げたのか解りません。
これはエタった後に発生する状態でしょう。エタった小説で何を書いていたのか忘れます。私が該当します。ただの物忘れです。
「作者の死亡」
説明するまでもなくご臨終です。読者はできる限り早く察してあげましょう。ただし死んでないのに死んだと見限るのもやめましょう。絶妙なラインですね。
よって、エタります。エタる理由はここまででいいでしょう。探せばもっと別の理由もあるのでしょうが、私には解りませんし、たぶんレアケースです。
続いて、そもそもこれを書いた理由にも繋がるのですが、エタる前に強制完結させると言っていた方へのメッセージです。Twitterで投稿通知する訳でも無いのでその方がこれを見ることは恐らく無いでしょうが。
これを見て、エタりたくないと思っている方に伝わる物があれば幸いです。
エタる前に強制完結させると言っていた方は、どうやら「やる気が無い」の評価やブクマが減っていくに該当するようです。
その方はなろう受けしない小説を書いています。また、物語の主役が死んだり突如時間遡行をしたりもしてます。私的には他では類を見ないその展開が好きなのですが、残念ながら一般には好評価は得られていないようです。
その影響で、その方は現在投稿するほど評価を下げられブクマが外されるという状態に陥っています。
果たしてそれだけが原因なのか、他にも原因があるのか解りませんが、精神的にもかなり参っているようです。
そして、もうエタりそうだから強制完結させてその小説を終わらせると。
私が一つ言いたいのは〝書き始めたとき一体何を理想として思い描いていた?〟です。
もちろん書籍化を目指して書き始め、高評価が得られないから強制完結させるというのであれば止めません。
もちろんただ高評価を得ていい気分になりたかったから書き始めたのなら精神が参るのも仕方ないでしょう。
しかし、私含め、多くの人はこう答えると思います。
即ち〝こんな物語が書きたかったからとりあえず書き始めた〟
もちろん、Web小説として投稿するのは他の人の共感が欲しいからでしょう。ただ物語を書きたいのであれば、ノートやメモ帳に書くだけで良いのですから。
しかし、その共感が無くなっていくからと言って『自分の物語』を理想とは異なる形で終えてしまうのは勿体無いと思います。
『自分の物語』は最後まで綴りましょう。例えそれが他人の共感を得られなくても。
どれだけエタってもいいんです。綴りたくなったら綴ればいいんです。読者は待ってくれなくても、物語は待ってくれます。
それでも強制完結させるというなら、それは仕方ないことでしょう。それがその人の決断なのですから。否定はできません。個人の自由ですし、止める気もありません。
最後に、「こんなの書く暇あったらお前が書け」や、「そう思うんだったら書け」などの意見は受け付けません。ご了承下さい。
ここまで、ただの自己満足の駄文に付き合っていただき、誠にありがとうございました。