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後輩指導【注射編】

実習記録の提出期限が本日15時まで。

小野君以外は、既に全員提出済み。


紺野班、来週の小児看護実習のための勉強会を図書館で行っていました。


勉強会が一段落したそんな時、天野教授が私達のもとにやってきました。


「ふんふん、居ると思った。大正解!」


何やら嫌な予感しかしない。


「何か手伝いですか?」


紺野君、質問がいきなりすぎるよ!! でもそんな気しかしないけどね。


「あなた達は、物分りが良くて助かるわぁ」


「・・・・・・」


「何したら良いですか?」


紺野君、やる気満々な様子なんだけど。


「あぁ、全員じゃないのよ。紺野君、前原君、河西さん、菜須さんの4人で良いの」


この場にいるのは、紺野君、前原君、小野君、美佳ちゃん、よつ葉の5人。


「先生先生、俺は?」


いかにも俺を忘れてますよ。的な質問。


「あぁ、あなたは記録書いてていいわよ」


天野教授が笑いながら伝える。


「いやいや、もうすぐ終わります。行けますよ!!」


行く気満々な小野君


「あなた、C単位だったから指導学生不可」


スパッと切った天野教授に、笑いがこみ上げた。(小野君、ごめんね)


「それじゃあ、実習服に着替えて実習室Bで呼び出し生徒の補講実習の手伝いをお願いするわ」


天野教授が、実習の内容を教えてくれないので聞いてみた。


「天野教授、何の補講実習ですか?」


気になっていたの聞いてみたよつ葉。


「よつ葉さん、喜ぶと思うわよ?」


いやいや、だから内容を教えて下さいよぉ。


「あっ、導尿かぁ?」


小野君、自分が呼ばれなかったからって、よつ葉をイジメないで!!


「違うわよ」


天野教授、クイズじゃないんですから正解を言いましょうよ!!


「触診だぁ!!」


小野君!! それは自分でしょ!! 模型のお胸揉み揉みしてたの見たんだからね!!!


「「それは小野だろ!!」」


おぉ、紺野君と前原君の同時ツッコミ!! ナイスです!!


「注射演習実習を手伝って」


天野教授が、衝撃事実を告げた。


「えっ? 俺たち実習受けたの1年前ですけど」


紺野君、うんうん、よつ葉もそう思うよ。


「覚えてるでしょ?」


引き下がらない天野教授。


「覚えてますけど、注射するのは良いけどされるのは嫌です」


「よつ葉さんらしいわね。あの時も逃げ回ってたもんね」


天野教授!! よつ葉逃げ回ってません!! 嫌だぁ。って騒いだだけです。


「大丈夫、あなた達は看護師役だから、することはあってもされることはないから。注射される患者役なら小野君で十分でしょ」


天野教授が、爆弾発言した? あはは、小野君ご愁傷様。


「先生、ひでぇなぁ」


小野君、普段の行いだから諦めて。


というわけで、小野君を図書室に残して着替えて実習室B教室へ



天野教授と2年生の補習実習学生8名が揃っていました。


私達の紹介をしてくださってお手伝い学生ひとりに補講実習学生2人。


よつ葉の担当学生君は男子学生2人。


ん~、この子達のなろうお名前、どうしよう?

おぉ、仲良しのユーザ様のお名前をお借りしよう。(これ見てないよね?)

(名前をつけるのが苦手なので(笑))



「よつ葉先輩、よろしくお願いします」

「よつ葉先輩なら、痛くても我慢します」


あのぉ・・


「ミント君と、潤君よろしくね」


まず、注射専用模型さくらさんで演習実習をする様子を見守る。


「わぁ、ミント君、腕締めすぎ、患者様痛いと思うよ」


「文句言われなくてよかった」


うんうん、模型だからね。


「こんなもんかなぁ」


「それじゃあ、弱いから血管出ないよ」


ミント君、よつ葉で遊んでる?


「マジかぁ」


ミント君、真面目に取り組んでいた。 ごめんね


実際にミント君の腕に駆血帯を巻いて感覚で覚えてもらう。


「おぉ、よつ葉先輩かっけー、看護師みたいじゃね」


あのぉ・・ミント君。 同じ看護学生だよ。


「ミント君、感覚掴んた?」


確認してみる。


「たぶん!!」


「じゃあ、やってみて」


ってか、よつ葉じゃなくて模型にだよ!!


さくらさんの腕に駆血帯を巻き、血管を確認している。


「ミント君、針の角度と侵入速度に気をつけて」


さり気なくフォローを入れる、先輩よつ葉。


見ているだけで痛そうです。


「針刺し躊躇ったら患者様が不安になるよ」


「思い切っていきます!」


いやいや、思い切っていかなくても普通で・・・。


うんうん、いい感じじゃん。


ん!!!


「ミント君、抜針スピードが早い。もう少しゆっくり」


「終わった安心感で、ついつい」


模型でよかったね。


このような感じで進んでいく。


潤君の練習に付き合うよつ葉先輩


「駆血帯、もう少し上で巻こうか?」


「はい」


「血管見つけた?」


「はい」


「それじゃあ、針の侵入角度と侵入速度に気をつけて」


「はい」


「抜針速度も気をつけて」


「はい」


順調に終わった潤君。


最後に天野教授が、爆弾発言。


それじゃぁ、先輩に実際に注射を見せてもらいましょうか?


どちらかの学生患者役、指導学生看護師役。


パットの中に見かけた実習のための注射器と全く害のない溶液。


さぁ、よつ葉ちゃんの練習相手は誰かなぁ?


ミント君と潤君が相談してます。じゃんけんで決まった4人の後輩学生達。


紺野君、前原君、美佳ちゃん、よつ葉。一年ぶりの人体注射演習。

緊張もあるけど、さくらちゃんで感覚取り戻したし。

ふふっ、ミント君頑張ろうね!! 痛かったらごめんね。



左右の腕を見せてもらう。 うんうん!!良い血管をお持ちです!!


駆血帯で腕を縛る。血管は直ぐに見つかる。

位置を確認し消毒をする。決め台詞いる?


「少しチクッってしますよ」


笑顔で伝えてみる。


「よつ葉先輩、その笑顔の裏側が怖いっす」


あはは、ごめんね。


プスッ。侵入角度侵入速度よぉし。 溶液をゆっくり注入。綿花を当てて抜針。

注射器をパットの中に確実に戻して医療事故防止に努める。


「ミント君、ありがとう」


「よつ葉先輩、インフルエンザ予防接種してもらった看護師より痛くなかった」


マジかぁ、ミント君もっと大きい声で言っていいよ(笑)


「ありがとう。褒めてくれて」


「プロでいけますね」


いや、まだ学生ですけどね。


「いやいや、1年しか変わらないからね」




賑やかに過ぎていったお手伝いでした。



楽しかったぁ。 

ふふっ、皆様よつ葉の注射痛くなかったらしいですよ。

もう安心ですね(笑) よつ葉にあたっても。



今まで、よつ葉の担当教授は「梅田教授」としていましたが仲良くしていただいているユーザ様に、なろうユーザ様のお名前と同じためそのユーザ様がよぎってしまう。と教えていただきました。今回より「天野教授」に修正させていただきました。全てを修正することができていません。今回分からの修正です。ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いします。

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