病院の入院病棟とは違う忙しさ
梅田教授のお友達が勤務されている「介護センター」で看護師さんの勉強をさせてもらいました。
梅田教授のゼミ生の紺野班に参加の打診がされました。紺野智樹・前原尚希・菜須よつ葉の3名が参加させてもらいました。
介護センターへ向かうため最寄り駅で待ち合わせをして一緒に行くことに。
全員揃い(・・・と言っても3人ですけどね)介護センターへ向かう。約束の時間の10分前に到着。センターのインターフォンを押す。梅田教授のお友達の看護師さんが出迎えて下さった。
更衣室で実習服に着替えて勉強会の始まりです。
棚橋看護師さんが指導してくださいます。その他に「介護士」「ヘルパーさん」を紹介して下さいました。
「インターンシップ」「臨地実習」等を経験していましたが、全く違います。
普段居るはずの医師が居ません。看護師の人数も少ないです。入所者の方が「病気では無い入所者(高齢者)」「認知症がある入所者」が多い介護センターでした。
夜間帯は、看護師1人・介護士3人か4人だそうです。看護師1人?! 何か起こったら看護師1人しかいないと言うことは判断や処置を一人で決断しないといけない。
私には無理な職場だと思いました。まずは、病院勤務をして自信をつけてからじゃないと勤まらない場所だと思いました。
今回は、ご年配の方のお世話と話し相手、病院で言うところの看護記録、ここでは介護記録を用いている。介護記録を見せてもらう。
あぁ・・・こうなっているのね。
へぇ。 看護学生、珍しいものを見せてもらって勉強する。
そして入所者様のところへ連れていかれる。一言でいうなら「元気」かな。
ここで行っているのは「看護」より「介護」。
身近に居なかったので「認知症」の人は、ご飯を食べたのに『ご飯食べたっけ?』とわからなくなる。くらいの印象だったのが・・・現場で勉強させていただいて、そうではないことを学びました。
紺野君に『もう、お父さん。ちゃんとネクタイしないと会社で叱られますよ』
と言って紺野君に注意をしていました。・・・紺野君って86歳の奥さん居たんだね。介護士さんが笑っていました。ヘルパーさんが「65歳年下の旦那さんだね」と笑っていました。
棚橋看護師が、私達を呼びました。ここで看護師としての仕事を教えてもらう。お昼分の薬準備。「食前」「食後」に分けて個人別の薬早見表に入れる。
壁にかかっている二つの薬を入れる[お薬ケース]<前><後>
ここに書いてある名前のところに入れる。私達は、棚橋看護師が分けてくれた薬を名前を確認しながら入れる。
間違いを防止するため二人で確認しながら行う。
«例»
よつ葉『□□さん、食前』といって薬をトレーに置く
紺野『はい。□□さん、食前』と言ってお薬ケース<前>の□□さんのところに入れる。
これを全員分行う。
介護士さん・ヘルパーさん達が食事介助必要な入所者の方の食事介助をする。
凄い! さすがプロって感じました。
食事が終わり薬も終わり、穏やかな時間が流れ出す。
これを夕食もするのかぁ…。と思いました。
その他、色々教えてもらいました。
病院とは違う体験をさせてもらいました。慣れない介護に疲れ果てた看護学生でした。




