演習実習【血糖値測定】
演習実習【血糖値測定】
午後からの講義「成人急性期看護」
教授が何やら、大きな箱を持ってきた。
中が気になるね。なんて紺野班で話していた。 まさか、少しあとであんな大騒ぎになるとは思ってもみなかった
講義が進み教授が
『さぁ、ちょっと患者の気持ちになってみようか?』
と言い出した。ん? 患者の気持ち?
何やら、怪しい雰囲気。
教授があの大きな箱を取り出した。
『ここに、ペン形測定器があるので、一人ひとつずつ配りますから、自分で測定しても、誰かにやってもらっても良いから、血糖値測定をしてください』
えっ? なに? 痛いやつじゃん!
『嫌だ! 看護師役だけで良い』
『よつ葉は、痛いの嫌いだもんな』
そうそう紺野君、よくわかってくれている。
『よつ葉、処置してあげるのは好きだけど、処置されるので痛いのは嫌なの』
と言う私に
『処置ってだいたい痛いよ』
美羽ちゃん、そこは言っちゃダメだよ。よつ葉恥ずかしいから(笑)
『よつ葉、俺の血糖値測って』
紺野君が、この話題から助けてくれた
『うん、じゃあ、消毒するね』
と声をかけ、ぺん型血糖値測定器を指先に当てて押す。
うわっ、小さな粒の血出てる! いやいや、出てるじゃなくて私が出したんだけどね(笑)
『痛い?』
『否、別に』
嘘っそだぁ! 血だよ。 痛くないなんで、絶対に無いよ。
と騒いでいると?
『はい、よつ葉 ここに座る』
と班長、紺野君が私に有無を言わさず言う。
『痛いのいやぁ』
『はいはい、指出して』
ねぇねぇ、聞いてる? 痛いのイヤなの。
腕を掴まれ、指先消毒されたかと思うと
『いたっ!』
『はい、よつ葉終わり』
『お疲れ~』
『・・・・・』
糖尿病には、なりたくない。と思った、よつ葉でした。