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患者様が選択する看護

ひとことで「看護」と言ってもその内容は多々あります。


最後まで生きる治療を目的とする「看護」


痛みや苦しいことを取り除いてあげる「緩和ケア」


病院ではなく自宅で最期を迎えさせてあげる「在宅看護」


患者様本人の希望が優先されるのが望ましいですが、ご家族の意向もある。


患者様本人が何もできない状態の「完全介助」の場合は、24時間全ての時間帯で介助が必要で患者様に付きっきりになります。


ご家庭でそれぞれの生活スタイルがあるのです。「皆さんが外にお仕事に出られていて患者様に付き添うことができない」「介助する方が、付きっきりで介助することができない(老老介護・介助に対する不安)」など、問題が生じる事が多い。


講義内容[転院]の看護


医療従事者育成DVDを鑑賞して転院看護について学ぶ。


ー参考事象ー

吐血・失禁で倒れているのを発見され救急車で病院搬送。診断結果は「脳内出血」脳内で出血し倒れてから病院に搬送されるまでに時間がかなり経過していた。出血していた場所が脳幹の近くで、出血により脳幹を圧迫していたため右半身の麻痺・失語症・経鼻栄養と付き添ってこられたご主人に医師からの説明。このご夫婦に子供はなく、70代後半のご主人が介護をすることになる。容体が落ち着いて医師から告げられたのは「この病院は救急指定のため転院を考えていただくことになります」とのこと。


「介護施設の入所」「最期まで看取ってもらえる介護病院」「在宅介護」選択をしてもらう。経鼻栄養では在宅介護は難しい。老老介護になると言うことも考えると在宅介護という選択肢は消える。


医療ソーシャルワーカーさんと退院支援看護師さんがご家族の相談担当され最善策を考えて下さる。


この医療従事者育成DVDでは、介護病院に転院をして最期の時まで病院で過ごす。という選択をされた事例でした。


ここで私達が学んだ事は多くあると思います。まず聞き慣れていなかった「退院支援看護師」という存在。


まだまだ学ぶ事の多い看護学生です。



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