表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
90/368

6月28日

神が参られることを知らせる鐘の音が鳴り響くと、騒々しかった地獄のすべてが止まった。

城主が恭しく出迎えているのを、私、地中、案内役の3人は玄関のところから見ていた。

神は3人で参られ、そのうち1人が私を見つけて手招きした。あわてて前に出ると、現在の状況の報告を求められ、簡単に説明をする。


そのことを聞いていた神が、地中と案内役を呼び、二人はすぐに出てきた。

案内役に対して、頭に手を置いて呪文を唱えると、黒い羽根に黒いしっぽ、しっぽの先には黒い三角といういでたちに急に変わり、それからまた元の人間のような姿に戻った。後で聞いたが、これで、案内役は昇進したそうだ。階級的には大悪魔といったところだろうか。

それから、地中を見て、私を見た。神は何かうなづいて、残り2人とわずかに相談してから、私に指示する。これからも、この子と一緒にいるようにと。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ