表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/368

4月8日

次に見に行った軽地獄は、沼があった。

沼のほとりには小屋が立っていたので、案内役に聞くと、あの中にこの地獄の醍醐味があるそうだ。私はなにがあるのか、興味を覆い隠すように穏やかに歩いて近寄った。


そこは、巨大な水車だった。沼に流れているなだらかな流れにそって、ゆっくりと水車は動いている。その横では、子鬼たちが水の流を利用して何かを洗っていた。

よくみると、それは人間だった。案内役に再び聞くと、ここでは水責めが行われているらしい。

水車にも何十人、もしかしたら百人ほどかも知れない。それほどの人たちが、縛られてうめいていた。

なるほど、確かにここは地獄だ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ