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6月21日
砂漠から城へと戻る道すがら、私は一人の少年を保護した。
近くに家らしきものもなく、また、罪人としてここに連れてこられたわけでもなさそうだからだ。一応、案内役に聞いて連れて行くことにした。
歳を聞くと、8歳ぐらいと答えてきた。ここになぜ来てしまったのかは、当人にも分からないそうだ。
名前を聞くと、思い出せないと言って来たので、地獄の中で見つけたということで、地中と名付けることにした。
そして私たちは、再び城へ向けて、車を走らせた。
砂漠から城へと戻る道すがら、私は一人の少年を保護した。
近くに家らしきものもなく、また、罪人としてここに連れてこられたわけでもなさそうだからだ。一応、案内役に聞いて連れて行くことにした。
歳を聞くと、8歳ぐらいと答えてきた。ここになぜ来てしまったのかは、当人にも分からないそうだ。
名前を聞くと、思い出せないと言って来たので、地獄の中で見つけたということで、地中と名付けることにした。
そして私たちは、再び城へ向けて、車を走らせた。
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