352/368
3月16日
彼は、嫌そうな顔をして、初めは拒絶した。私の字が汚いということもきっとあるのだろうが、それ以上に、そんなファンタジーなものをこの世に出してもかまわないのだろうかという気持ちの葛藤だろう。すぐそばにいた神は、彼には神であるということを伏せながら、別にかまわないのではないかと彼に告げた。神が言うのだから問題はないのだが、神を伏せながら問題ないという説得をするには、かなり骨が折れた。だが、最終的には彼に日記の内容を、彼らしい方法で出すことを認めさせた。
彼は、嫌そうな顔をして、初めは拒絶した。私の字が汚いということもきっとあるのだろうが、それ以上に、そんなファンタジーなものをこの世に出してもかまわないのだろうかという気持ちの葛藤だろう。すぐそばにいた神は、彼には神であるということを伏せながら、別にかまわないのではないかと彼に告げた。神が言うのだから問題はないのだが、神を伏せながら問題ないという説得をするには、かなり骨が折れた。だが、最終的には彼に日記の内容を、彼らしい方法で出すことを認めさせた。
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。