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3月2日

白が言う。世界が表裏一体であるのは、我らが表裏一体であるということ。我らは、善と悪。天使と悪魔。白と黒。いずれがいなくても存在しえない存在。黒が言う。ならば、我らはなぜいる。神が定めた者は現れた。白が言う。神とは誰だ。神はいくらでもいる。一人と思えば一人。二人と思えば二人。八百万と思えば八百万。そのような存在だ。黒が言う。我が言う神とは、ただ御一人であろう。白が言う。なるほど、ならば神はいずれの者であろうか。黒が言う。それは、この者に決めてもらおう。二人は、じっと、私を見た。

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