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2月7日

毬たちが見に行っている間は、今度は私たちが休む番だ。すぐそばにあったスタンドでアイスクリームを買ってやり、地中と木陰のベンチに座りながら、のんびりと食べていた。ぽかぽかとした空気の中で、周りの雑踏と区別して静まり返っているベンチの周りは、私と地中だけだった。地中は、垂れそうになっているアイスをなめながら、忙しそうにしている。私はそんな地中を見ながら、ゆっくりとアイスクリームを食べ続けた。

春と言いながら、夏の入口のように、暖かい日だ。

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