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11月18日

次の目的地は、電車で結構かかる距離らしい。

これまで来た道を、ずっと戻っていく。あの、建物が夜な夜な動き回る街を通り過ぎ、止まった温泉を通り過ぎ、さらに、小型駅を通り過ぎて、初めの場所のすぐ手前まで来た。ここで、別の電車に乗り換えて、別の方向へとどんどん進んでいく。

これまではずっと地上を走っていた電車だったが、今度は地下へともぐりだした。ここで、案内役に私はどこに行くのかを聞いてみると、目の前に光が満ちた。

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