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9月10日

部屋は確保したから、ちょっと上に行こうという話になって、私と地中は、荷物をベッドにおいて、私たちは部屋を後にした。

屋上に出ると、すでに空は暗くなっており、電車の明かりだけが闇を切り裂く光となっていた。見上げてごらんと案内役が私たちに言ったので、地中と私はぐいっと空を見た。そこは、満天の星空があった。何万年も前から、変わることなく私たちを待っていてくれた気がして、なぜだか自然と涙が溢れてきた。地中がどうしたのと聞いてきたが、感動しているんだよとだけ言った。

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