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9月1日

目が覚めると、案内役はすでに服に着替えていた。今日は別の街に移動をするそうだ。これからが天界旅行の本番と言ったところだろう。

ホテルを引き払うと、車ではなく鉄道に乗って移動をすることになった。案内役は係員に顔を見せるだけで、案内役は何も言わずに敬礼で見送られた。案内役にそのことを聞くと、どやら案内役は、この国でもかなり高位の存在だそうだ。もっとも、一番上ではないから、敬礼をする相手もいるそうだ。例えば神様かと私が聞くと、案内役は答えをはぐらかすばかりだった。

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