15/368
4月14日
殴り合いの現場から戻ると、今日は休もうと案内役が言った。
たまに休むのもいいだろうと思い、私も賛同した。そして、今この日記を書いている時は、宿舎にある私にあてがわれた部屋で、ベッドに横になりながら書いている。
今日までのことをゆっくりと考えてみると、やはり地獄というところにいるんだと、改めて感じさせてくれる出来事ばかりだ。私も今のままだと、ここに来ることになる。軽地獄を巡っているだけだというのに、背筋が凍るような出来事ばかりだ。私も戻れたら、善行を重ねることを強く誓おう。