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8月14日

日が完全に落ちると、私の視界も普通に戻った。あの日が落ちるか落ちないかの前後30分間ほど、元から天界の住人でない者が歩いていると、平衡感覚が失われ、倒れる人もいるそうだ。そこは、夢をさ迷い歩いているような感じだとも言っていた。だから、街のあちこちには電燈が設置されているが、その根元のところに赤いボタンがあり、緊急通報が可能になっていた。この緊急通報ボタンを押すと、自動的に救急隊が来てくれ、適切な治療をしてくれるということである。

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