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7月24日
降りるのは、ロープウェイではなくて、登山道をゆっくりと下ると前から決めていたので、ゆっくり、ゆっくり下りながら、何かいいものがないかを見ていた。占いに使うための水晶玉、相手を呪うための藁人形や塩や鏡、数珠や護符と言ったものまで売っている。
ここの土産物は、呪術物が多いと案内役に聞くと、この山は、昔から神の山としてあがめられていたらしい。そして、ここの山頂部分を歩くと、神の力を得ることができると信じられているそうだ。そのために、昔から呪術や神への捧げものが、このあたりでは良く売られているらしい。