第4話 止まぬ悔い
―5年前―
「島田さん!大好きです!」
「え!?」
「ああ!ライブの練習です…」
といいこの目の前にいる可愛いアイドルの美香のプロデューサーを務めていたのが島田だ、この俺だ
もじもじしているところとか可愛すぎでしょ!
「島田さん!」
「どうした?」
「アリーナライブのことなんですが…」
「…」
「ああ…」
「ん?」
美香はその後何も答えなかった
―アリーナライブ当日―
舞台裏にて
「美香…頑張れよ…」
「プロデューサーさん。愛してる…」
「おお!その表情だ!」
『みんなー!見に来てくれてありがとう!』
「…やってるやってる!」
『じゃあ1曲目!「ステキな王子様」』
「…」
『もっと!』
『うお〜!はい!はい!はい!美香ぢゃぁ〜ん!』
『いけいけ!』
『はいはい!』
「…木村…」
「なんスか」
「ライブを中断しろ」
「え?」
「いいから中断しろ…俺はよっぽど大事な物を無くしそうだ」
「いきなり言われても…」
「迅速な対応頼むぞ」
「分かりましよ…やれるだけやりますって」
「やれるだけ?」
「ああ…もうはい!全部やらさせていただく!」
「行ってこい」
『ごめん…休憩ていうか…着替えてくるね!』
(…)
「島田さん…?」
「美香…ライブは中断とする」
「なんで?」
「お前心臓病持ってたんだな」
「それでも最後までやる切るの!」
「美香が死ぬのとライブが終わるので大分差があると思んだがな」
「嫌よ!」
「398プロは独りの開花じゃねぇーさ。ちっぽけの頭でも感がられんだろ」
「美香ちゃん!おまたせ!緊急って言われて飛んできちゃった!」
「美香さん!私はいつまでも味方だよ?」
「美香…ま…守ってやらねぇーわけじゃねぇーけど…頼りたい時はい…いつでも呼べよ?」
「美香…398プロのモデルの花を知ってるか?」
「リュウゼツランとか?」
「何言ってんだ」
「桜?」
「そう桜」
「私はそんなの知らないは」
「じゃあ美香は早咲きで誰よりも早く枯れるんだな」
「…な!」
「みんな一斉にゴールするための開花だったんだけどね」
「…」
「美香!?」
「美香ちゃん!」
「美香さん?」
「み…美香!」




