表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

【400文字作文】1023号室

作者: JUNYA

 コンビニで買ったお年玉袋を、十一人の男

と寝て買ったバッグの奥へ押し込みながらホ

テルのロビーを横切る。一週間前まで横文字

だらけだったこのホテルも、今は大げさな金

色の漢字で飾られている。

 エレベーターに乗ると、男女が後から乗り

込んできた。二人は私に全く気付いていない

かのようにカウントアップされる数字を見つ

めている。私は二人より先にエレベーターを

降り、指定された部屋のドアをノックした。

 

 女を買うのはこれが初めてで、これが最後

になるだろう。私はベッドに腰掛けテレビを

観ながらさっそく、後悔しているからだ。

 テレビの中ではスーツ姿の若い男が二人で

漫才をしている。このまま少し眠って家に戻

ろうかと考えていると、ドアがノックされた。

女を部屋に入れるか迷っているとドアの向こ

うで女が声を掛けてきた。

 あけましておめでとうございます。

                 

                  

                 

                 

                 

                 


                 














                      











                                                                                     

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ