-4話- ほのぼのしてる
「お待ちしておりました勇者様方」
「「…-え?」」
スキマから出てきたら何故か勇者になっている件について
(どういうことですか紫、まさかこれは貴女が用意したn(違うわよ‼私も知らないわ‼出る場所は日本にしたはずなのに)……分かりました、能力は使えますか?)
(使えるけど、家には暫く帰れないわね、朧は?)
(使えます、しかし転移が出来ません、出来たとしても多分この世界のどこかになると思います)
ここまで0.5秒アイコンタクトで意志疎通してますそんなとき後ろから声がきこえました
「「「「うぅ…」」」」
((ああ、巻き込まれましたか(たのね)))
そこの4人が多分勇者達で私たちが巻き込まれた人になりますね
はぁ…面倒なことになりました。
序でに4人の容姿を確認すると、男女1:3になっていて男の方は体つきはしっかりしており、茶髪で顔は整っている。イケメンだ。
女の方は一人は黒髪で大人しそうな子、もう一人は茶髪でツンデレしそうな子、最後は金髪の活発そうな子だ
取り敢えずそこでず~っと(私と紫を見て)固まっている女の子に声を掛ける。この子は銀髪で上品そうな幼女(10~12位)だ。
「あの、ちょっと良いかな?」
「……はっはい、何で後じゃいましょうか?///」
噛んで照れてる………和む
「ここの4人が起きるまで待って貰えるかな?」
「その間私たちとお話ししましょ?」
「はっはいぃ~分かりましたぁ」
-お話し中(OHANASIじゃないよ!!)-
この幼女はリエラ・マキアート・へリングと言い、この国へリング王国の国王の娘の中の末っ子らしい。本来なら一番上の姉がやるはずだった召喚を国王が「何事も経験だ」と言ってリエラにやらせたらしい。
その際何かが干渉してきて私たちが出てきたと、目に涙をためながら言っていたので私と紫は必死に宥めた結果懐かれてしまい、今は話疲れたのか私の膝の上で寝ている
「取り敢えずここの世界の事は分かりましたね」
「ええ、そうね……これからどうするの?」
「取り敢えず旅行を兼ねて此方の世界の神に会って来ようと思います」
「それが一番言い手段ね……あら?神殿行けば神にあえるんじゃあ?」
「神殿でも良いのですが、殴れませんから」
(あ、結構怒ってますわね)
「それに、旅行も兼ねていますから、紫が計画してくれたのを無下にできませんし」
「朧……」
二人は見つめあっている、周りからピンク色のオーラが放出されている。とそこに
「あ、あの~ちょっと良いですか?」
と後ろから声がしたので振り向くと……あの寝ていた4人が起き上がって困ったような顔をしながらこっちに来ていたそれを手で制して膝の上で寝ているリエラを指差す。4人はそれを見てゆっくりと音をたてずによってきた。取り敢えずこの子が起きてから話そうと思う一同であった。