第一話ースキマから来た少女 後編ー
あらすじ 友人(神)と遊んで、友人が帰った後、夕食を準備しようと思っていたら、台所から物音がして、台所を覗くと、そこには、でこにでかいタンコブをつけた12~14位の金髪の少女が気絶していた
台所から音がしたので覗いてみれば金髪幼女が倒れていたので、とりあえず、寝室まで持っていって寝かして、その後、夕食を二人分作る。それとついでに氷水が入った袋を寝室まで持っていき、袋をタンコブの上に置く。
ずり落ちそうになるので、支える。
少しすると、タンコブが縮んできたので、台所から桶とタオルを持ってきて、袋に入った氷水を桶の中に入れて、タオルを浸して、絞って少女のでこにのせる。
…なぜ、タオルという単語を知っているか、それは、私の友人、ゼウスが、私の前世(と言ったらいいのかな)を教えてくれた(頭に直接)。
まあ、そのおかげで、能力も使いやすくなったしいいんだけどね?
あ、私の能力は、”創造し扱う程度の能力”と”狼になる程度の能力”です。
ついでに、この少女のでこにのっているタオルも能力で造りました。
…前世で言うところのチートというやつだね、関係ないけど
「…ここは」
「私の寝室ですよ、お嬢さん?」
「!?」
なんか悪者みたいだな~
「…誰ですの?」
「これは失礼、ここの家主の”夜影 朧”と言う者です、お嬢さんのお名前は?」
「私は”八雲 紫”ですわ。しがないスキマ妖怪ですの」
…スキマ妖怪どっかで聞いたことがあるような?
あ、言い忘れたけど私の口調は、気分で変わるから気にしないでね?
「誰に言っているんですの?」
「…何をとは言いませんが、読まないでください」
「あら、ごめんあそばせ♪」
「…それで、何で台所にいたんですか?」
「…え~と、わ、笑わないでくださいね?実は…」
-少女説明中-
「…つまり、4日間食料が無く、飲まず食わずで腹が減ったので能力で取ろうとしたら誤って落ちたと…馬鹿ですか?」モキュモキュ
「返す言葉もありませんわ…」モキュモキュ
…とまあこんな会話が食事中していたとか。ちなみに、このような事になっているかというと、紫が説明しようとした瞬間に二人のお腹がなってしまい、とりあえず食事しながら説明してということになったからである。
「「ごちそうさまでした」」
「で、これからどうするんですか?」
「どうするって言われましても…」
「…とりあえず、今日は泊まっていってください、これは決定事項です」
「ですが…「ですがも案山子もありません!!い・い・で・す・ね!!」は、はいぃ!!」
「全く…年端のいかない少女が旅なんて妖怪だから仕方がありませんが…しかし、あまり妖力の使い方がなっていないようですし…紫ちゃん少し聞きたいことがあるんですけど」
「なに…なんですの?」
「あ、キャラつくらなくていいから、いやね、ここまでどうやって戦ってきたのか聞きたくてね?」
「分かったわよ…スキマに体半分入れてとじてるわよ?それが?」
「…今日から家に住みなさい、これも決定事項です」
「ちょ、何でよ!?」
「妖力の使い方を学んでもらいます、もしも能力が使えなったときに不便ですし」
「うっ…わかったわよ、今日からよろしくお願いします」
「うん、よろしくされます。さて早速なんだけど…」
こうして私と紫の共同生活は始まった
どうでしたか?どこがいけなかったなど参考にしますので、感想よろしくお願いします。