03-巨人
なんとかチェックが終わったので、もう1話追加で投稿します。
「怪獣と戦う怪獣……ですか? 単なる怪獣同士の争いではなく?」
最近直属の上司となったばかりの女性、シルヴィア・カーナーの言葉に、明人は思わず聞き返した。
「おそらく違うと思うわ。尤も、怪獣の生態なんてまるで判っていないのだから、断言はできないけど」
シルヴィアは設置された機械やらノートパソコンやらと水晶玉やら魔方陣やらという、ハイテクなんだかレトロなんだかよく解らない器材をいじりながら明人に言う。
シルヴィアの言う通り、怪獣の生態は殆ど解明されていない。
生きたまま怪獣を捕えるなどまず不可能だし、死んだ後でも怪獣の体は爆発したり溶解したりして、解剖する事もできないからだ。
「第一号怪獣が出現して以来、怪獣同士で争ったという報告は聞いた事がないわ。確かに、複数の怪獣が同時に現れた事例もないけどね。でももしも、怪獣を何らかの方法で手懐けたり、コントロールすることができるとしたら、それは人類にとって極めて強力な戦力となるわ。勿論、対怪獣という意味以上に、対人類という意味でもね」
「なるほど。もし怪獣を自由に操れれば世界征服も夢じゃないってことですか」
「そういうこと。もしそれが本当に可能なら、それは極めて危険は事でもあるわ……さて、これでよしっと。じゃあ、リンクを始めるから服を脱いで」
「──は? ふ、服を脱ぐ……んですか?」
余りにも想定外ことをさらりと告げる上司に、明人は再び問い返した。
「そうよ。早く脱ぎなさい」
シルヴィアは相変わらず器材を注視したままそう言葉を続ける。そんな上司の言葉に、明人は躊躇いながらも服を脱いだ。
「あ、あの博士……脱ぎましたが……」
「あ、そう。じゃあ始めま──」
ようやくシルヴィアが器材から顔を上げて明人の方を振り向く。その途端、シルヴィアの顔が、ぴしりという音と共に凍りついた。
「あ、あのー博士?」
「──────」
「い、言われた通りに脱いだんですが──えっと……」
「──────」
「ど、どうしたんですかシルヴィア博士?」
「──────」
「そ、その──そんなにもじーっと見つめられると、自分も恥ずかしいのですが──」
「──────だ」
「は?」
「誰が全部脱げと言ったかあああああああぁぁぁぁぁっ!?」
シルヴィアは手近にあった直径30センチくらいの水晶玉を、思いっきり明人に向かって投げつけた。
水晶玉は見事に、全裸で立っていた明人の頭に命中した。すこーんと勢いよく。
「う、ううう上だけ脱げばいいのよっ!! ま、全く、何てモノ見せるのっ!!」
「そ、それならそうと言ってくださいよっ!! こっちだって恥ずかしいんですよっ!?」
水晶玉の当たった頭を押さえながら、明人はいそいそと下着とスラックスを身につける。
「ううう、全部見られてしまった。もうお婿に行けない……」
「この非常時に何馬鹿な事言ってるの? 裸を見られたぐらいでお婿に行けないって、何時の時代よ! 何なら私が引き取ってあげ──」
先程自分で投げつけた水晶玉を、再び器材に接続していたシルヴィアの手が不意に止まった。
振り返れば、魔術だ研究だと好きな事に一心不乱に打ち込んできたが、気付けば自分ももう28歳。
周囲の友人たちの殆どは片づいてしまっていて、最近何となく焦りを覚えているのも事実である。
ここまで考えてシルヴィアは、改めてこの数日前から部下となった青年を見る。
背は女性としては長身の自分よりも頭半分は高い。
顔だちもやや幼さが残っているものの整っていると言えるだろう。
更にあれのパイロットに選ばれる程の素質の持ち主でもある。今後はあれを駆って怪獣を倒していけば、自衛隊の中でもどんどん出世していくだろう。
しかも国家公務員で収入も安定している。思った以上にこの目の前の青年は買い物件かも知れない。
この時明人は確かに見た。自分を見詰めるシルヴィアの眼が怪しくきゅぴーんと光ったのを。
「ねえ、白峰くん。あなた確かご両親はもう亡くなったって言っていたわよね?」
「は、はい。自分の両親はシーランスが現れた際、命を落としております。現在自分の家族は高校生の弟が一人いるだけです。それが何か?」
何となく背筋に冷たいものを感じながら、明人は上司の質問に答える。
「そう……そうなの……小煩い姑もいないのね……ふふふふ……これはますます……うふふふふ」
(こ、恐えっ!! に、兄ちゃん、この人が何故か途轍もなく恐えよ和人ぉ……)
雄の本能が警報を鳴らしまくっているが、だからといってここから逃げる訳にもいかない。
自分には大切な役目があるのだ。自分にそう言い聞かせて、明人は目の前の妖気すら放ちそうな上司に声をかける。
「そ、それでですね、博士。自分たちは一体、何をしているんですか? 今行っている作業があれと関係しているということは解るのですが……」
「え、え? あ、ああ、これはね──」
ふと正気に返ったシルヴィアが、こほんと咳払いを一つすると改めて説明を開始した。
「あなたの持つ魔力の波動パターンを解析して、あれのコアになっている『賢者の石』とリンクさせて、より大きな魔力へと変換するのよ」
そう説明しながらシルヴィアは、背後のガラスの向こうに視線を向ける。明人も彼女に釣られて同じ方を見る。
二人の視線の先、背後にある大きなガラスの向こうの格納庫、そこには真紅に彩られた鋼の巨人が静かに佇んでいた。
「これこそが科学と魔術の融合、歴史の表の技術と裏の秘術の結晶、対怪獣用特殊戦闘兵器『魔像機』の実戦配備第一号──『騎士』よ」
『魔像機』。
5年の月日を費やして開発された対怪獣用の鋼の巨人。それから3年に渡って改良され、魔術を導入する事で更に発展させた対怪獣用特殊戦闘兵器である。
そして今、明人の目の前にいる女性こそ、プロトタイプであった鋼の巨人の開発チームの責任者にして機械工学の世界的権威、更に歴史の影で代々と魔術を伝えてきた魔術師たちの末裔でもあるシルヴィア・カーナーその人なのである。
「魔術の強化呪詛を施す事によって、同じ強度ながら遥かに薄く軽量な装甲。これによってコストの削減と軽量化によるスピードの向上に成功。両腕に内臓したガトリングガンも弾丸に同じく魔術処理をする事で貫通力を大幅にアップ。30ミリクラスの口径でも、大型サイズの怪獣に充分通用するわ。でもこの『騎士』の主武装は、その名に相応しく手にした剣よ」
実戦配備型第一号魔像機である『騎士』の外見はその名が示す通り中世の騎士を模していた。
全身を真紅の鎧で覆い、右手には巨大な剣、左手には楕円形の楯。正に騎士の装いである。
「あの剣には装甲同様強化呪詛を施してあるわ。あの剣の質量に魔像機のパワーが重なれば、いかに怪獣の皮膚が強靭であろうとも斬り裂く事が可能よ。そして左の楯。あれには耐火と反炎の呪詛が刻まれているの」
「耐火と反炎? ああ、そうか。怪獣の中には炎を吐くやつが多いですからね」
明人の言葉通り、炎を武器とする怪獣は多い。中には吹雪を起こしたり、雷を放ったりする怪獣もいるが、今まで現れた怪獣の約6割が炎を吐いたという記録がある。
「そういうこと。現在炎以外にも対応した楯を製作中よ。それが完成すれば、相手に合わせて楯を持ち替えるだけでフレキシブルに対応可能になるわ」
「なるほど。これもまたコストの削減って訳ですか」
「そう。剣を主武装にしたのも同じ理由よ。この剣には「強化」の他にも、「修復」の呪詛も施してあるから、一度の戦闘で使い物にならなくなることもないわ。勿論、自ずと限界はあるけど」
「確かにこいつなら怪獣とも互角に渡り合えそうですね」
「ええ。開発者としてもそこには自信があるわ。でも『騎士』には……いえ、『魔像機』には致命的な欠点があるの」
「聞いてます。誰でも操れるという訳ではないってことですね?」
「そう。それに『魔像機』の動力の源は、魔力を精製する賢者の石と呼ばれる鉱石なの。この賢者の石の数が少なくて、大量に『魔像機』を造る事ができないのも欠点の一つね」
賢者の石と呼ばれる鉱石は、世界中でも稀にしか発見されない稀少な魔道鉱物である。
この鉱石の特徴は、莫大な魔力を生み出すことであろう。更に、所有者の魔力を増幅する作用も確認されている。
「石そのものの魔力と操縦者の魔力。その二つがあって始めて『魔像機』はその真のパワーを発揮する。そのためには、操縦者の魔力が高ければ高いほどいい。……それがあなたがパイロットに選ばれた理由よ白峰くん」
「博士はそう言いますが……本当に自分には魔力なんて有るんですか?」
魔力は誰にでもあるものではない。魔力を有することは、生まれついた資質であって後天的にどうこうできるものではないのだ。そして『魔像機』を動かせるだけの魔力を宿す者は、世界中でも数人しか確認されていない。
「ええ、あるわ。それもかなりの資質を秘めている。おそらくこの国中を探しても、あなたを超える魔力の持ち主はまずいないでしょう。そしてそれこそが、『騎士』がここ──怪獣自衛隊城ヶ崎基地に配属された理由。この世界最大の怪獣の「通り道」である城ヶ崎市にね」
シーランスの出現から数年の間に、城ヶ崎市では10回近くに及ぶ怪獣の上陸があった。
何故か、怪獣が現われる場所には偏りがあった。怪獣は世界各地で出現したが、その中でも何度も出現が重なる場所が何ヶ所か存在する事が判明し、後に研究者たちはこの度重なる出現ポイントを、「通り道」という名で呼ぶようになった。
そんな怪獣の「通り道」の一つが城ヶ崎市であり、数ある「通り道」の中でも、最も出現数の多いのもまた城ヶ崎市なのである。
ベルゼラー出現より3年、城ヶ崎市で4度目の怪獣の上陸が記録された年に、日本政府は怪獣対策専門の自衛隊設立を宣言。これが怪獣対戦特務自衛隊、略称怪獣自衛隊である。
そして初の怪獣自衛隊の基地が置かれたのが、最多出現数を誇るここ城ヶ崎市であったのは極めて当然な事であろう。
これにより城ヶ崎市の街並みは一変する。
それまでベッドタウンとして発展してきた城ヶ崎市だが、何度も怪獣が出現したため街はめちゃくちゃになってしまった。
ベッドタウンとして利用していた会社員などは早々に他所に転居、古くからの住民にも市や国が転居を勧めた。
その代わりに移り住んできたのが、怪獣自衛隊の自衛官やその家族たち、そして怪獣も恐れない肝の据わった、自衛官やその家族を商売相手とした多種多様の商人たちだった。
古くからの住民の中にも、「怪獣なんかに故郷を奪われてたまるか」と、頑に転居を拒んでいる人たちもいて、人口的にはシーランス出現前とさほどの変化はない。
ちなみに和人と毅士の家も古くからの城ヶ崎市の住民であり、毅士の実家は何代にも渡ってこの土地で商売を続けてきた「青山青果店」という八百屋であったりする。
和人の両親はシーランスの犠牲となり帰らぬ人となったが、奇跡的に家そのものは無事で、今もその家で兄と二人暮らしをしている。
「自分が城ヶ崎基地の配属になったのは、やはり『魔像機』が配備される予定があったからですか?」
「さあ? そこまでは私が関与する事ではないから判らないわ」
「まあ、いいです。結果的にここに戻れたんですから」
「やっぱり弟さんが気になった?」
「そりゃあなりますよ。今ではたった二人の家族ですから。長い間一人暮らしをさせちゃいましたからね」
明人と和人の両親がシーランスの犠牲になったのは8年前。その時明人は18歳、和人は9歳であった。
幸い両親が生命保険などに入っていてくれたお陰で、生活はさほど不自由することもなく、高校生であった明人もそのまま無事卒業することができた。
だが、いくら保険金がある程度あるとはいえ、弟はこれから中学、高校、大学と学費がかかる。
だから当時大学受験を希望していた明人は、急遽志望大学を変更した。
それまで近場の大学を目指していた明人が、次に目標としたのは防衛大学校であった。
この防衛大学校は、大学の生徒でありながら国家公務員でもあるという特殊な学校である。
学費などがかからないどころか、国家公務員として僅かながらも給料も出れば、ボーナスの支給もあるのだ。
だから明人は迷わずここを選んだ。
だが、防衛大学校を選んだことで問題もあった。
防衛大学校のある神奈川県は、城ヶ崎市からかなり遠かったのだ。そのため大学の4年間と、その後の幹部候補生学校の1年の5年間、まだ幼い和人は一人になってしまう。明人はそれが心配だった。
結果としては、和人の面倒は近所の人や友人である毅士の両親などが見てくれる事になった。兄の前では気丈に振る舞っていた和人だったが、両親を亡くしてすぐにまた、明人も遠方の大学に行ってしまうのだ。淋しくなかった訳がないだろう。
「一人にさせてしまった割には、真っ直ぐに育ってくれましたからね。ちょっと安心しました」
「この国の言葉で何と言ったかしら? 確か……『親はなくても子は育つ』?」
「その通りです。ところで今更ですけど……どうして脱ぐ必要があったんですか?」
「勿論理由はあるわよ。魔力というものは、人の身体の表面から出るものなの。だから魔力を使用、つまり魔術を使う時は肌の露出面積が多いほど効果が上がるのよ。ほら、よく魔術師のイメージで、ゆったりとしたローブを着ていたりするでしょ? あれは事実で、あのローブの下は何も身に付けてないものなの。白峰くんの場合、魔力はあっても魔力を扱うことは素人だから、極力肌を晒した方が効果的なの」
「それなら、やっぱり全部脱いだ方が良かったのでは?」
「そりゃそうだけど……さすがにそこまで強要できないでしょ? 結局誰かさんは脱いじゃったけど」
「うぐぅ……あれ? という事は、ひょっとして『騎士』に乗る時も裸で乗るんですか?」
「それなら安心して。『魔像機』操縦用の魔力伝達性の高い専用スーツがあるから」
「なら、初めからそれを着れば良かったんじゃないですか?」
「──────あ」
思わず生暖かい目で上司を見詰めてしまう明人。機械工学の天才にして希代の魔術師は、どうやらうっかり属性の持ち主らしい。
一人の少女が街を見下ろしていた。
警察や自衛隊による市民の避難が続いている。その流れを三階建ての建物の上からゆっくりと見詰めて、彼女のその朱金の瞳は目的のものを探し続ける。
「……何とも人の多いことよ。この中から我と契約を交わす者を探すのは少々骨よの」
腰よりも長い銀に輝く髪を揺らしながら、少女はゆっくりとそう呟く。
「だが近い……感じる……我と契約する者……我が主となる者は近くにいる……」
少女の意識が自己というものを感じてからはや1000年以上。ようやく己の半身といえる者に出会える。その事が歓喜として少女の身体を流れる。
そして少女は海を見る。荒れ狂う波の中にいるモノを。
「あやつもやはり己が主を探しているのだろうか──」
そう呟くと、少女の身体はふわりと飛翔した。
建物の屋上を足場に、何度も跳躍を繰り返す。少女の目指す先、何もない海岸線が拡がる海へと。
怪獣が出現する以前に比べて人口的にはさほど変化しなかった城ヶ崎市だが、外観は大きく変化した。
かつては多くのビルが並んでいた都市部だが、今では背の高い建築物を建てる事は条例で禁止されている。これは怪獣が出現した際の被害を少しでも少なくするためだ。
建築物の背が高かろうが低くかろうが、怪獣が現れれば破壊されるという点に相違はない。だが、破壊された瓦礫の大きさが違ってくる。大きな瓦礫が道路に転がれば、それだけ避難が困難になるし、自衛隊の特殊車両の通行の妨げにもなる。そのために設けられた規制だ。
そして道路も戦車などの特殊車両の通行を考慮に入れ、主要道路は道幅も大きくされた。
電線などはすべて地面に埋設し、特殊車両の通行によって電線が切れたりする事故を防いでいる。
信号や道路標識も、道路にはみ出さないよう注意されているし、市内の各所に避難シェルターを設置、住民は怪獣出現の際にはそこに避難するようになっている。シェルターへの避難をスムーズなものとするため、月に何度か市が主催する避難訓練も行われている。
そして最も変化したのが港湾部である。
この街に出現する怪獣は海からやって来る。怪獣の中には地中から現れたり、空から飛来するものもいるが、過去城ヶ崎市に現われた怪獣は全て海からやって来た。
そのため怪獣自衛隊の基地も港に設置されたし、かつては漁港として利用してきた港湾部を何もないただの広大な砂浜に変えた。
これは怪獣の上陸を湾部で食い止めるためだ。現れた怪獣を湾部で仕留め、都市部にまで入り込ませないようにする。
そうする事によって被害の拡大を防ごうという怪獣自衛隊の措置である。
だから湾部には余計な建築物を建てずに、遠慮なく戦闘行為が行えるように敢えて何もない海岸線を作ったのだった。勿論、普段からこの湾部は関係者以外立ち入り禁止区域である。
そんな立ち入り禁止区域に、一人の少年の姿があった。
「やっぱりこの辺から立ち入り禁止になってるか……迂回するとかなり遠まわりだしなあ……」
立ち入り禁止と書かれた看板を前に、少年──和人は腕を組んで考える。
「ま、誰も見てないよな」
にやりと笑うと、和人は看板の横の有刺鉄線の下を器用に潜り抜けた。
「兄ちゃんごめん。俺はどうしても怪獣が見たいんだ」
この場にいない兄に手を合わせて誤ると、和人は岬の先端を目指した。途中、兄がいるであろう怪獣自衛隊の基地へと視線を移した時、その光景が和人の眼に飛び込んできた。
「か……怪獣……」
思わず立ち止まってその光景を凝視する和人。
彼の言葉通り、うねり、荒れ狂っていた海の中から、その巨大な異形が姿を現した。
その姿は4つ足歩行の獣型。敢えて言うならアルマジロに似た姿をしている。
ずんぐりとした身体。その身体を支える太くて短い四肢。その四肢の先には人間と同じぐらいの大きさの鋭い爪。鼻先にはサイのような角が突き出し、口元には鋭利な日本刀のような牙がずらりと並んでいる。顔つきは犬科の動物に似ているが、体毛の代わりに全身を覆うのは、アルマジロの甲羅のような装甲。
余裕で40メートルを超える全長を振るわせて海から浜辺へ上陸すると、その怪獣は己の存在をアピールするかのように大きく咆哮した。
全部で20話ちょっとの予定です。
最後までお付き合いしていただければ嬉しい限りです。
よろしくお願いします。