第6話:野生の牧場と(犬人)ドックマン
緑が、たどり着いたキャスティの牧場は、のどかな風景……ではなく、荒れ果てた大地でした。
そこで待ち受けていたのは、圧倒的な強さと美貌を兼ね備えた銀髪の獣人・シャープ。
「食肉になりたくなければ強くなれ」というあまりにストレートな宣告を受け、ミドリ、オゥク、ヤフーの3匹は、全滅必至の初クエストへと駆り出されます。
家畜たちの意地(と低すぎるパラメーター)が光る、波乱の第6話です!
翌日、一行はキャスティの牧場へ辿り着いた。だがそこは、荒野と化していた。
緑「(何じゃこりゃ〜、こんな何も、出来んぞ!)」
門番のように立ちはだかったのは、銀髪をなびかせた長身の半獣人。
「キャスティ、戻ったか」
彼はドッグマン(犬人)のシャープ。Level 25を誇る、牧場の真のリーダーだ。
彼の背後には、野生豚のオゥクと、野生鶏のヤフーが軍隊のように整列していた。
パラメーター
名前シャープ ーー称号【ドックマン】犬人、モンスター(エア犬が)進化した姿。
スキル/遠吠え、残像、エアロスラッシュ、嗅覚、人の1万倍
Leve/ 25
HP/350
攻撃/120
防御/100
素早/200
魔力100/賢さ180
(……うそ、普通、放牧犬だろ? それよりイケメンかだな。そして強え〜。全部三桁かよ。あれに転生すれば良かったのに……)
シャーフは冷徹に言い放った。「キャスティのギルトに成ったからには、Levelが引くい、それでは、すぐ食肉なるのが、席の山だ!」
緑(そりゃ、そうだろ!こちとら食肉だ!)
「そこで3匹で裏山の洞窟から『マンドラゴラ』を獲ってこい!」
ちなみにシャープが俺等のパラメーター出してもらった。こんな感じ。
【パラメーター】
名前:ミドリ 称号:角牛(食用)
Level/10
HP/200
攻撃力/15
防御力/21
素早さ/10 魔力/5 賢さ/0.5
名前:オゥク 称号:ギャオック豚(食用)
Level/11
HP/180
攻撃力/13
防御力/18
素早さ/12 魔力/10 賢さ/10
名前ヤフー 称号:にわにわ鶏(養鶏)
Level:9
HP/3
攻撃/5
防御/3
素早さ/ 20 魔力/ 7かしこさ/ 5
「おい、かしこさ0.5かよ!豚、まともか。
ヤフー、養鶏って卵生むのか、それより一撃で終わっちゃうじゃないの?」
ミドリ、オゥク、ヤフーの3匹による、即席パーティの試練が始まった。
第6話をお読みいただきありがとうございました!
今回ついに明かされたミドリたちのステータスですが……正直、絶望的です。
ミドリ: かしこさ0.5(もはや本能のみ?)
オゥク: このメンツの中では一番まともという衝撃
ヤフー: HP3(くしゃみで死ぬレベル)
シャープの放つ「エアロスラッシュ」ならぬ、ミドリの「かしこさ0.5」がどう物語に影響してくるのか。そして、レベル25のイケメン犬人に顎で使われる、食用動物3匹の運命やいかに!?
次回の「マンドラゴラ捕獲作戦」で、彼らの隠れた才能(あるいは奇跡的な運の良さ)が炸裂するのか、ぜひ見届けてください!




