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(終焉の階)

 共鳴の部屋を抜けると最後の扉が待っていた

 水は深くなり俺の腰まで浸かる

 その扉は他とは違い重厚な金属製で錆びてはいたが

 どこか力強さを感じさせた


 扉を開けた瞬間冷たい風が吹き抜け

 光が差し込み視界が一気に広がった

 そこはかつてのビルの最上階で

 錆びた窓の外には青空と遠くの街並みが見えた


 だが安心は一瞬で消えた

 足元から聞こえた水音が徐々に大きくなり

 床が崩れ落ちるような感覚とともに

 俺は深い闇へと落ちていった


 物語はここで終わらず新たな真実への扉が開かれたことを告げていた

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