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スクールカーストの問題から現代的な創作キャラ観、学校観、芸術観、歴史観など全て批判し、再構築する話『アイダシャフト』

作者:文士M
本書は『アイダシャフト』という概念を提示する哲学書です。
スクールカーストの物語の中に尖りまくった思想をぶちこんでいます。

物語のあらすじは、
超イケメン陽キャラ高校生の時舛君が、超モテモテライフを送っていると、
ひょんなことから、なぞなぞクラブと風紀委員会にダブルブッキングで入会してしまい、
それが原因で、風紀委員長のDQN女子先輩にボッコボコにされ、更にリアルスクールカーストの陰キャラガチ勢の女の子にボッコボコにされ、
それでも翌朝には健気に立ち直る時舛君でしたが、学校はこの時舛君ボッコボコ事件をきっかけに、世界大戦さながらの大論争に発展する。
というお話です。

また、本書では普通の青春小説にはないような概念を取り扱います。
例えば以下のようなトピックです。

・学校の中の笑いと舞台の笑いの違い
・リアルな空気感を加味したうえでのコミュニケーション
・体育会系と不良系のスクールカーストの違い
・陰キャラという言葉に含まれる侮蔑的な意味合いの考察
・硬派恋愛主義に対するヤリチンの弁明
・スクールカーストになぞらえた天皇批判
・性を見せ合った男女は対等の関係でいられるか
・組織の目を通した時の高校生キャラクターの幼さ
・指導者として政治をする人の精神

このように本書では様々な話題を取り扱いますが、それらの根底にあるのは『連続性VS超越性』の構図です。
本書は人の世には決して超越の力はありえず、あらゆる局面で連続性が優位とした上で、
『連続性VS超越性』の中に、新たに『アイダシャフト』という概念を提唱します。

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本作は2023年春の星海社FICTIONS新人賞の落選作品を微修正したものです。

またカクヨム様にて同一内容の作品を投稿しております。
(https://kakuyomu.jp/works/16817330659490406369)
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エピソード 1 ~ 100 を表示中
第1章『陽炎稲妻水の月 夢幻の蝶とは俺のこと』
第2章『夢幻の蝶、落ちる』
2-20 雪崩
2023/07/31 07:33
第3章 『対話』
3-9 母の下で
2023/08/02 19:04
3-21 宮奈と泉
2023/08/05 19:33
3-27 敗戦
2023/08/07 07:26
第4章『もしも世界大戦が起こるなら』
4-1 主役の背中
2023/08/07 19:11
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エピソード 1 ~ 100 を表示中
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