開始
昨日の出来事があってか、
しばらくボーとしていた。
その後、昨日のことが真実であることを証明するかの様に
フェンニルのカードが、手の中にあった。
フェンニルの効果は、主に二つ。
・一回の戦闘にに一度しか使えない、特殊なカウンターであるアイスカウンターを相手に付与して、相手の効果、攻撃をできなくする効果
・アイスカウンターを付与された相手に第ダメージを与える効果。
の二つだ。
時刻は10時半今日はシフトではないため、暇だった。
使い方を考えながら、家にテレビがないため、ラジオを聴いていた。
昼飯をとり、夜が来るのを待った。
夜がきた。
昨日と同じ様に、フェンニルのカードが光る
移動した先はどこかの土手だった。
対戦の相手を待っていると、後ろから。
「あれ〜ゴミじゃん」
と、嫌な声がした。
俺が中学生の時にいじめていた影澤 美香がそこに居た
「久しぶりだなブス」
俺も言い返すが、
「言い返す様になったじゃんゴミが」
と言ってきた
彼女の手には、黒く光るカードが握られていた。
腰には、蝙蝠の羽をイメージしたかの様なデッキケースも
俺のフェンニルも鼓動するかの様のに、光を発す
「ヘ〜こんなゴミが初戦の相手なんて余裕じゃん」
美香が言うそして、カードが光、俺の右腕が変化していく。
肩に狼の顔の様なものをつけ、自分の手にはいつの間にか青いダガー
が握られている。
美香も背中から、蝙蝠の様な翼を生やした。
いつの間にか、俺と、対戦相手以外誰もいにことの気がつく
まるで時が止まった様な空間で、戦いが始まった。