8、旅の道中
書きました〜(╹◡╹)
「凄いですね、この馬車、全く揺れませんよ」
「あー、確かルフに作らせた一品だからそりゃ揺れないよ」
「ルフ?」
「私のダチ、山の奥に住んでる仙人みたいなやつ、ドワーフとエルフの混血、ドルフで『ドワーフの製鉄技術とエルフの魔法の融合だ!!』とかなんとか言って便利なもん作るのが趣味の変人」
「へぇ〜そうなんですね…………ってこの馬車よく見るとトイズプレイヤーの銘が入ってますけど………」
「トイズ………何?」
「トイズプレイヤーですよ、全てが謎に包まれた正体不明の天才発明家、蒸気機関なんかも彼女が生み出したってうわさじゃないですか?!!?、そ、そんな人と知り合いなんですか?!!?」
「…………玩具で遊ぶってあいつふざけた名前名乗ってるな〜まさしく遊んでんじゃん、まぁ……凄いのはアイツで私は偶々知り合いってだけだし、そこまで驚くこともないんじゃない?」
「……………世界中に彼女の正体を知りたい人がわんさかいるんですよ?、特に技術者たちは、その言葉を聞いたらたぶん技術者を目指してる人たちは卒倒しますよ?」
「へぇ〜多分その人達、会ったらあったで卒倒しそうだな〜アイツ変人だし………ハァ、人が楽しくおしゃべりしてるときに………反響定位」
「え?、ど、どうしたんですか?」
「馬車の中入ってて多分だけど、賊が私たちを狙ってる…………ざっと三十ってとこか………」
「えええ!!?、そ、それってヤバイじゃないですか!!、すぐにアレスくんとクリスを起こして……」
「あ〜いいよ、寝かしといて、こんなしょうもないことで二人の睡眠時間削りたくないし、この程度だったら十秒あれば十分」
「へっ?」
「おいお前ら!!止まれ!!」
私は馬車を止める。
「へへ、聞き分けがいいじゃねぇか?、よく見りゃいい顔してるな、たっぷり可愛がった後、貴族に売りつけてやるよ、ヒャハハハハハ」
「………五月蝿い下衆共が、水弾」
私が唱えると馬車より二回り大きい水の玉が出てきて盗賊たちを蹴散らし、そこらかしこが水浸しになる。
「どわぁぁあ!!?」
「こ、こいついきなり無詠唱で中級魔法を使いやがった!!?」
「………下級魔法だっつの……凍結」
全てを凍てつかせる息吹が盗賊たちを凍らせる。
「ひぃぃぃぃなんじゃこりゃ!!?」
「………安心しなさい、私はあんた達と違ってブサイクばっかだったとしても…………たぁぁぁぁぁっぷり可愛がってあげるからサ」
「わ、悪かった、俺たちが悪かったから、み、見逃してくれ」
「はは、それなんてジョーク?、土弾」
今度は馬車より三回りほど大きい土の玉で敵を割り砕く。
つおい(╹◡╹)