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2、人間側につくことにした

結構早く書けるなぜ?(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

 

魔族を潰すために人間側につくことにした私、早速魔族領から人間領に転移の魔法を駆使してきたわけだけど………。


「さすがにこの格好じゃ駄目か………変装(メイク)


そうすると私の頭から生えた角や、背中から生えた翼などは消える………それだけでは私の顔を知っている奴にはバレそうなので胸をぺったんこにして顔を中性的にする。


「よし、これで大丈夫………なはずッッーーー!!!?」


街に入ろうとしたら手が弾かれる、………そうか、魔族除けの結界が貼ってあるみたいだ。



「………偽装(ダミー)


私は偽装魔法を自分にかけ、結界に私を人間だと誤認させる、ちなみにだが転移(テレポート)偽装(ダミー)変装(メイク)などは私、魔女王だからこそできるものだ、他のものがやろうとしたら何十もの補助の魔法道具が必要かつクソ長い詠唱をする羽目になる。



そんなこんなで街に入った私は魔族と戦うと言っても軍に所属するのはもうこりごりだ、此処はある程度自由が存在し、さらに戦争にも参加できる冒険者になろう、と決意し門を潜ると門番に待ったをかけられる。


「お前、見ない顔だな、どこから来た?」


「へっ?、い、いやぁ〜私は旅のものでして、決して怪しいものではありませんよ〜」


「………まぁいい、通行証を持っていないのなら銅貨一枚を出す決まりになっている」


「あ、わかりました、収納魔法(クローゼット)、どうぞ」


私は収納魔法でしまっていた銅貨を門番に差し出す。


「な、な、今何をした?!!?」


「へ?、収納魔法から銅貨を出しただけですけど………もしかして人間って収納魔法にアイテムを入れないんですか?」


「あ、アイテムボックスですら超貴重なのに、収納魔法だと!!!?神々の時代の魔法ではないか!、さ、更に詠唱もしてないように見えたが………」


「あはは、それなんてジョーク、私に詠唱が必要な魔法なんて存在しないっつーの、面白こと言うな〜門番さんは〜」


「あ、貴方様は……もしかして大賢者様なのですか?」


「うん?、何言ってんの、大賢者なんかじゃなくもちろん魔女ーー、あっぶねぇ、うっかりばらしちまうところーー」


「ま、魔女ですと!!?聖女や勇者にすら引けを取らない最強の職業の一角ですか!!?」


「へ?、あーー、うん、そんな感じ」


「そ、それはすごい……」


「あの〜とりあえず入っても大丈夫ですか?」


「あ、これは失礼しました!、どうぞ!」


「お勤めご苦労さ〜ん」


私は適当に門番を労いながら町へ入っていく。



そんなこんなで冒険者登録をするために冒険者ギルドに入る私。


目についた職員に質問する。


「お姉さん、初めてきたんだけど、どうしたら冒険者になれるんですか?」


(………え、何この人カッコいい)


「………あの、お姉さん?」


「え、あ、すいません、ではこちらの用紙に自身の名前と戦闘職、経歴などを記入して同意書にサインしてもらえれば、ギルドカードと交換できます、ギルドカードは自身の力量が確認できるのと身分証明書になるので無くさないように注意してください、再発行は別途料金が発生しますのでご了承お願いします、こちらはギルドのルールブックです」


「はい、わかりました」


用紙をもらい、適当に空欄を埋めていく、そして提出。


(………………名前はエヴァじゃバレるからイヴって名乗るか………)



「これでいいですか?」


「はい、おや?魔女……失礼しました、なるほど、たしかに承りました。こちらがギルドカードになります、ランクは一番下のF、頑張って昇格を目指してください、あなたの冒険に幸あらんこと」


「ありがとうございます、まぁ程々に頑張りますよ」



一瞬意外そうな顔を出し仕事用の仮面が崩れかけたすぐに締め直す。


無機質な定型文と彫像のように浮かべている笑顔、そうしてなんのトラブルなく終わったと思った束の間。


「おいてめぇ、新入りがアイシャのカウンター使うなんてずいぶん調子乗ってんな」


「………うん?………」


「おい何無視して読書始めてやがーーー」


私はつい先ほど貰ったルールブックを速読、中身をを一字一句確認した。


「おっかしいなぁ〜〜何処にも『新入りはアイシャさんのカウンターを使っちゃいけない』………なんて書いてないけど?、自分ルール人に押し付けてんじゃねぇよ筋肉ダルマ、今すぐ肉塊に変えてやろうか?」


「てっめぇ!!!ぶっ殺す!!!!」


相手の筋肉ダルマは斧を手に襲いかかってくる、対する私は一言。


「………拘束(バインド)


「なっーーー!?」


光の拘束具で筋肉ダルマの自由を封じる。


「………断頭台(ギロチン)


足元から断頭台が出てきて筋肉ダルマの首を挟み込む、後は私の手に握られている紐を離せば殺せる。


「あ〜アイシャさん、でしたっけ?、下がっててください、今から首飛ばすんで血が服に着いちゃうかもなんで〜」


「ちょーー、い、イヴさん?!やりすぎです!ちょっと落ち着いてください!」


「?、いや、だってこいつ私のこと殺そうとしたんですよ?、殺しとかないといつ寝首かかれるわかったもんじゃないですよ」


「え、いや、ですから」


「うん?、そういやルールブックに冒険者同士の喧嘩及び殺し合いは禁止って書いてあったな………でもこいつルール破ったから冒険者じゃないでしょ、罪には罰を罰には許しをってね、ンジャァイイキマァース」


「ひっーー、ま、まっ、待ってくれ!!」


「あん?、おいおいさっきまでほぼ一般人だった他人に襲い掛かったと思ったら今度は命乞い?、マジあんた私の知り合いに似てるわね、ゴミは掃除しないと…………」


「………そこまでーー、なっーー!!?」


「………おっさん一つ言っとくよ………初対面の奴の肩に気安く触れんな、ぶっ殺されたい?」


今まで見た中ではそこそこ強いジジイが登場、私の肩に手を乗せようとしたのでその前に腕を掴む。


ジジイは新入りの私に腕を掴まれたことを驚愕している。



「………ふっ、将来有望なルーキーだ」


「………次勝手に触れようとしたら、アンタの寿命をそこで終わらせてやる、長生きしたかったら覚えときなさい」


不敵な笑みを浮かべるジジイ、私は忠告した後に手を離す。


「ギ、ギルドマスターアレックス!!、お願いします、彼女を止めてください!」


「……わかっている」


「うん?…………ギルドマスター?」


「あ、はいそうですよ」


「…………このたび大変失礼しました」



アイシャさんに確認とるとどうやらこのジジイは偉いらしく、これでは冒険者からも追放されるかもと思った私は土下座をかまして許しを乞う。



「………ほっほっほ、よいよい、こんなことでクビにしたらせんよ」


「そ、そうすか、ありがとうございます」


表面上は許してくれそうなのでその場は流す…………偉い奴ってねちっこいからな、後で菓子折り持って謝りに行くか。

主人公は基本最強で思ったことはハッキリいいます、毒舌です、魔女王以外のこと以外、自分の実力を隠す気はありません(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

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