表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/4

~はじめに~

ついカッとなって始めてみた。

【毒者】という言葉を聞いた事があるだろうか?


 毒者とは、『作者の毒になるような読者』を意味する言葉であり、『(どく)』と『(どく)』を掛けて作られたネットスラングの一種だ。


 特に昨今ではSNSなどの普及もあって、作者と読者の距離が近く、手軽に感想を送る事が可能であり、小説投稿サイトなどでは、作者に感想を送る事を推奨している部分さえある。

 ネットに作品を掲載する作者の多くはその感想を心待ちにしており、一つ感想が寄せられれば、おだてられた豚のように木に登る事だろう。


 多くの読者は良識を持って感想を送っており、その内容は作者を応援するものがほとんどだ。

 作者もそれを糧に続きを書いたりするものだが、やはり中には作者が気を落とすような感想が寄せられる事もある。


 程度の問題もあるだろうが、酷いものだと悪意にまみれているとしか思えないような感想も存在し、それらは数多くの作家の心を(えぐ)り、筆を叩き折って数々の作品を未完のまま世に放置させる事になった。


 ――そう、それこそが『毒者』の毒者たる所以(ゆえん)である。


 多くの場合、その画面の向こう側に『現実の人間』が存在するという事を想像する力の欠如が、このような毒を振り撒く原因となっており、そのような人達に「どうして、相手が実在する人間だって分からないんだよ!!」と、物申してやりたい気持ちは、誰しも一度は抱いた事のある感情ではないだろうか?


 確かに、インターネットの匿名性は何を言っても許される気分にさせられるし、人と顔を合わせる機会が減ってきている現代社会では、イメージするのが難しい問題なのかもしれない。


 普段の生活でだって、ファミレスやコンビニの店員相手を相手に『人間』を意識しなくなる事はあるし、コールセンターに電話をした時の窓口の人を、『担当者』では無く『一人間』であると、その個人の尊厳を尊重して接する事がどれだけあるだろうか?


 直接顔を合わせず、直接声を聞く事もない画面の中で、文字の羅列としてしか存在しないネット小説の作者から、毒者が『実在の人間』を実感しなくなるのも、無理からぬ事なのかもしれない。





 ――だが、それは『毒者』という言葉に対しても言えるのではないだろうか?





 先程から『毒者』と一言で表しているが、そこには『毒者』個人の人間性は存在しない。


 作者という名の『人間』に感想を送っているのは、当然ながら、毒者という名の『人間』である。

 毒者は、小説の中に登場する悪役でも、ドラマの中に登場する悪者でもなく、食事もすればお風呂も入るし、友達もいて家族もいて、普通に日常を送っているどこかに実在する一個人のはずだ。


 だから、私達も毒者と呼ばれる存在の()()()()を、考えてみるのはどうだろうか?


 ひょっとしたらその毒者は、普段は真面目でちょっぴり内気な、自分の事を上手く表現できないだけの可愛らしい女の子なのかもしれない……


……はい、すみません。

超絶な見切り発車で、ネタはまだ一切存在しませんwww


なので、感想欄やメッセージにて、毒者の感想(の情報)をお寄せ頂けると有り難いです。

特に作家の方は「毒者からこんな感想を貰った事がある!!」というエピソードがあれば、増田が頑張ってもやしてみますので、どんな感想をもらったのか、是非お気軽にご一報下さいませ。


逆に、全然情報が寄せられないと続きが書けないので、初見さんも気軽に感想などを送って頂けると嬉しいです。


……なお、こちらの作品に寄せられた感想は、そのまま作品のネタとして使わせて頂く場合がございますので、あらかじめご了承頂きますようお願い申し上げます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ