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襲撃 その5

 

「いや先輩、自分で言うのもなんですが今の話信じるんですか?異世界ですよ。魔王ですよ」

「私、昔からその人が嘘をついているかどうかわかるのよ」

「いやいやいや、だからって信じますか?異世界に行ったなんて」


 俺だって嘘を見抜くことぐらいできるが俺が同じこと言われたらまず疑うぞ。それなのにこの先輩は疑いもせず信じてそれも俺の頭まで撫でてくれた。ちなみに今もまだ撫でられている最中です。年上のお姉さんに撫でられるとか最高すぎます。


「あなた、最近まで行方不明になっていた子でしょ」

「はいそうですが、俺ってもしかして有名人?」

「まぁそうね。あなたが行方不明ってことを知っている人は多いと思うわよ。まぁ私が生徒会長だから知っているってことはあるけど」


 まさか椎菜先輩が生徒会長様とは。生徒会長って聞いただけでオーラが増している気が。


「そんなことはどうでもいいのよ。私があなたを褒めたくなったから褒めてるただそれだけよ。それに私があなたの頭撫でているのはお礼も兼ねているんだから。やめてほしいならやめるけど?」

「いえ、まだ続けてください」


 頭撫でられるのは気持ちいい。そして俺と先輩の身長差があり俺が少ししゃがんで頭を撫でられているのだが、この角度!おっぱいを直視できるのだ。これほど嬉しいことがあるだろうか。

 特別に大きいわけではない。しかし俺の感性が言っている間違いない!美乳だ!


 普通の男は女子の胸をガン見できないだろう。それはもちろん変態などと思われるリスクを背負っているからだ。しかし今の状況は見放題。最高です!


 ただ俺、彼女持ちなのにこんなことをしていいのだろうか。うん普通にアウトだな。世の男はこういう時どういう対応をするんだろうか。正解がわからん。いや見続けるってのは不正解なのはわかるが。


「本当にさっきはありがとう」

「当然のことをしただけですから」

「感謝はしているけど私覚えているからね」

「何をですか?」


 俺何か気に触ることしただろうか?全く身に覚えがありません(胸見てる以外には)。


「私が犯されそうになった時、傍観してたんでしょ。だって何度か私の声聞いて声優だって気づいたんだから。まぁでも結局助けてもらったんだからいいんだけどね」

「それについては遅くなったのは悪いと思っています。ちょっと考え事してて」


 俺もあのとき内心パニックだったから行動遅れたんだ。日本に帰ってきてすぐ強姦を目の当たりにしたんだから。異世界では何度かそんな場面に出会ったことはあったがまさか日本でも見るとは思わないだろう。


「あの、先輩って根に持つタイプですね」

「・・・別にそんなことないわよ。ただもう少し早く助けてくれていたら、気持ち悪いもの見なくて済んだと思って」


 まぁそれは確かにその通りですね。いや俺も気持ち悪いもの見たから反応がちょっと遅れたんだけどね!


「あ、それとあの先生とはどんな関係なの?あの先生昨日来たばかりなのに仲いいみたいだけど」


 これはあれか。先輩俺のこと気になり始めているから女関係を知っておきたいとそういうことか!

 まぁそんなことあるはずないんだが、大方ただの興味だろう。


 イーナとの関係は昨日一部に話したわけだから、今更隠すこともないか。


「俺のメイドです」

「メイド!え、あの絶滅危惧種のメイド!もしかしてどこかの御曹司?」


 確かにメイドって絶滅危惧種に指定されていてもおかしくないかも。実際見たことないし。


「父親はしがないサラリーマン、母親はちょっと売れてる漫画家ですからいたって普通の家庭ですよ」

「なら何でメイドなんているのよ」

「成り行きと趣味です」

「いやその説明じゃ、一切何も分からないけど」


 ですよねー。


「俺が異世界で旅してた時に出会って、今でも一緒にいてくれているんです」

「え、ならあの先生異世界人?」

「はい」

「なるほど。この世の人とは思えないぐらい綺麗だったのは、そういうことだったのね」


 確かに異世界で出会った女性はみんな綺麗だったけど俺の恋人はその中でも群を抜いていたから。ドヤ


「そういえば、先輩のことみんな心配しているのでは?クラスからこいつに攫われて来たんでしょ?」

「そうだった。早く戻らないとね」


 そういうと先輩は俺の頭から手を離した。

 名残惜しい。


 先輩は離した手をポケットに入れる。そうしてスマホを取り出した。


「今日のお礼をしないと。だから、連絡先教えて」

「別に礼何ていいのに」

「私がダーメ。必ずお礼するから。このアプリ持ってる」


 椎菜先輩は俺に見えるようにスマホを傾けた。


「持ってますよ」

「ならこれで連絡しましょう」

「俺やり方よくわかんないですけど」

「それなら大丈夫よ。スマホ貸して」


 俺は先輩にスマホを渡す。親にスマホを貰ったが家族と連絡する以外使ってないので見られて困るようなものもないので普通に渡した。


「・・・スマホ渡すのに抵抗ないんだ。別に詮索するつもりはないけど」


 そういうと先輩はスマホを受け取り、操作し始めた。


「全然友達登録してないじゃない。でも友達登録しているほとんどが女性って隅に置けないわね」

「女性は母親以外全員メイドですけど」

「さらっとすごいこと言ったわね。...はいこれでオッケー」


 スマホはメイド全員に俺がプレゼントしていた。念話は距離が離れすぎると連絡取れないから。

 スマホを返される。見ると友達の項目に椎菜という名前が増えていた。


「じゃあまた今度連絡するから。私は教室戻るね」

「わかりました」

「今日は本当にありがとうね」


 そういうと先輩は屋上を後にした。



「よくわからない人だったな」



 それが俺の思った先輩の印象だった。




前々から気づいている人も多いでしょうが九郎はスケベです。


続きが見たいと思った人はブックマーク、評価、感想お願いします。

やる気に繋がります


それと間違えてその6になってました。すいません

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