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アルト先生の楽しい授業っ!

ブックマークがついてるのにめっちゃびっくりして、パカパカ何度も見ちゃったそにちです。

マジ嬉しい( ´∀`)。

あ、活動報告にコメントしてくださったヨシさん。ありがとうございます<(_ _)>





二十分の休憩の間、僕ら四人は互いのステータスを見せ合っていた。そのおかげで職業の適性しか知らなかったのでちょうど良かったと思う。

王様に見せたときは職業しか言ってなかったからな。

で、日向達のステータスが。


ーーー日向 怜央ーーー


レベル 1    騎士

体力 1200/1200  

魔力 320/320

素早さ C 硬さ A

力 B 魔法力 D

魔抗  A 器用  D

適性武器 騎士剣 馬上槍

適性魔法  地 光

ユニークスキル

英霊憑依〈効果〉二十四時間に一度、一時間だけ英霊をその身に宿し、英霊の力を扱える。

現在憑依可能英霊

・円卓の騎士 ランスロット

大いなる意思〈効果〉いかなる精神作用する攻撃は効かない。

スキル

なし


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ーーー玉城 早苗ーーー


レベル 1 僧侶

体力 450/450

魔力 1100/1100

素早さ D 硬さ D

力   C 魔法力 A

魔抗  B 器用 A

適性武器 メイス 杖 短剣

適性魔法 聖 風 

ユニークスキル

聖天使の加護〈効果〉聖魔法のみ無条件で一段階上昇。全詠唱で二段階上昇。

天使の寵愛〈効果〉二十四時間に一度だけ死んでも復活可能。

スキル

なし


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


マジで強い。なんだこれ、僕が完全に足手まといじゃねーか!?

はぁ、僕マジで要らないんじゃねーの?

ずーーーんと、落ち込んでいたら、


「ほ、ほら大丈夫だって!なんとかなるっしょ!呪術じゅじゅつとかまじないって、サッパリ見当つかないしさっ!めっちゃ強かったりするかもしれねーじゃん!!」

「怜央に励まされるとか、マジ終わったわ……」


心の中で怜央に感謝しながら、いってやった。

玉城も


「確かにね、怜央なんかに励まされたら三日は寝込む自信あるわ」

「そりゃねーぜ!?ったくよぉ、せっかく励ましてやったのにこれかよ……」

「すまんすまん。でもありがとな。怜央」

「おうっ!」


ふっ、ちょれーぜ。


「それにしても、莉奈が勇者だなんてね。驚いたわ。」

「そうでしょ!?私が勇者とか、荷が重すぎて無理だよ……。一夜の方が勇者にふさわしいのにぃ。」

「ぶははっ、一夜が勇者とか、っ、ありえねぇー!」


この野郎……!?


「てめ、怜央!ありえねぇってなんだこら!」


怜央は悪びれもなく


「だって考えれんねーもん」

と爆笑しながら言いやがった。


「確かに想像できっ、ないわね、ふふっ」

「玉城まで何笑ってんだ!!」


こいつらっ……まじふざけんなよぉぉお!!

ふてくされているとアルト先生が入ってきて。


「さ、続きいくよっ!着席してねー!」


後で覚えてろよっ!怜央のやろー!


「じゃ、続きね。

この世界には五つの種族が、あるって言ったよね?まぁ、一つは敵だけど。でもね、これにもう一つ大きな敵が居るんだ。それは魔獣と言われている奴らだね。そのために、魔獣を先祖として持ち、獣の特徴を持つ獣人は昔迫害されてたんだ。でもね、第三魔災の時に召喚した勇者が、それを禁止してね、それから百三十年もの年月をかけて迫害を無くしていったんだ。」


え?第三魔災の時に召喚した勇者?

他の勇者が居たのか?その人はどうなったんだろう……。

もやもやっとした気持ちのまま、アルト先生の話を聞き続ける。ああっ、くっそ、ねみぃ。ダメだっ、と手のひらをつねって我慢我慢。


「魔獣って言うのはまあ、詳しくは分かっていないんだけど最近の研究によると。

魔獣とはごく普通の獣が魔素溜まりに長く留まることで、魔化したものと思われる。

ってことらしいよ?こればっかりは賢者様の知恵でもわっかんなくてね、古き時代から今日に渡っても各国が頑張って研究していることなんだ。

で、魔素溜まりって言うのは、この大陸の地底よりも深い場所に流れている魔脈から漏れ出ている魔素がたまっている場所のことなんだ。魔素溜まりはまた後で詳しく話すのから、覚えといね!」


あぁー……ねみぃ……。駄目だ、寝てらんねぇのに、とこっくりこっくり船を漕いでいると、顔を誰かに横へ向けられた。誰だ?こっちにいたのは……あぁ、莉奈だ。なんて思っていると、チュッと僕の唇に柔いモノが触れて、遠ざかっていった。

もう完全に目が醒めた。


「眠気、取れた?」

「うん、とれた。」

「駄目だよ?寝ちゃ。大事な話なんだから。」


と、小声で話す。あぁ、もっとキスしてぇ……。

そんな気持ちが分かっちゃったのか、


「ふふ、駄目だよー。もし寝ないで最後まで消えたら、」


と言って、僕の耳元に莉奈は顔を近づけて、


「ご、ご褒美あげるからっ。」


後三日は寝られる気がしませんよ、莉奈さん。


アルト先生は、その間黒板に大陸を頑張って書いてたので、大丈夫でした。








行き当たりばったり頑張るっす。

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