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とある呪術師の最期

処女作です!日本語おかしいところあるかもしれません。暖かくダメ出しお願いします!

      プロローグ 誰も居ないここで




 「あぁ、なんでこうなっちゃったんだろう」


 誰もいない部屋に僕の声が嫌と言うほど響いた。

禁術を使っちまった僕は、もう死ぬ運命にある、これはどうやっても助からないものだ。まぁ、最期に愛した女と最高の仲間を助けられただけで、いい男として死ねるけど。あいつ寂しくなんねぇかな、ちゃんと一人で起きれるかな。

 あーあ、心残りしかねぇよ、死ぬときはサッパリ死にてぇって思ってたのに、


 「あーあ、ほんとなんでこうなっちゃったんだよ、ほんとあぁ、莉奈、、会いたいなぁ」

 

ああ、これから死ぬのか、、もう首位しかうごかねぇ、なんて思っていると、足先に違和感があった、砂のようなものが足先からこぼれ落ちているのだ。


「何だ?」


首を傾げて、足先を見てみると、足先が、白い砂となって消えていった。

へぇ、こうやって死ぬのか、そっか。

もうなんとも思わないようになっていた、諦めてる。

痛覚が無いだけマシってぐらいにしか考えてない。

でも、ちょっとだけ怖いこともある、足先が服ごと白い砂になって消えていったから、彼女に、莉奈に残せる物が無いことが怖かった、まるでこの世界から俺が忘れられるように感じられて。

いつか莉奈も、僕の事を忘れるんじゃないかって、そう思って。


「嫌だなぁ、死ぬことよりも忘れられるのが」


今までどうしてたっけ、、莉奈との思い出はなんだったか、、

ああ、もう足首まで消えていった。

だから僕は、、魂に刻みつけるように、これまでの事を思い出していくことにしたんだ、、、

ああ、あんときは幸せだったな、、、




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