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02


「あの子どこから来たんだろうね。それなりに可愛いと思ったけど、あの機械の羽のせいでまるで「天使みたいだったな」


「親方、惚れちゃった?」


「ほ、何を言うかい。でもまあお前も「ストップ」


「お弟子様に関する容姿の描写はしないでおきましょう」


「なんでい、めずらしく言うじゃねえか。でもなんだよその口調は」


 外へ出ても親方の大きな笑い声が聞こえたかもしれない。



「しかし天使ねえ…」


「上に行くのかな」


「俺たちの箱で飛んでったなら誇らしいけどな」


 ぱちりと指を鳴らした親方は天上から機械棚に視線を移す。


「何ならお前も追いかけるか?」


「それは多分、今回は他の人の役割だと思うんだ。もしくは彼女一人でやるのかもしれない」


 こつん、と頭を叩く音がした。


「あんまり遠くを見てちゃ仕事できないぜ」


(親方も見てたくせにー…)


「へいへーい」

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