第四話 「RAIL FENCE」
二週間位空いたり全く間があかなかったり超不定期更新ですが勘弁してください。今は冬休みなのでそれなりの更新頻度かと思います。
全員仮眠を終えてこの空間を探索することでわかったことがある。どうやらここは学校の校舎のような場所らしい。特に何もないし瞬の提案でさっき雑魚に打ち切られた自己紹介をすることになっていた。
「俺は工藤翔。めんどくせぇから翔でいい。別に生前に未練はねぇけどこんなふざけた世界を作った死神とやらを絶対ぶっ殺してやる。」
「私は宮部林!呼び方はなんでもいーよ!早く脱出して一刻も早く蘇生したいんでよろしく!」
「氷室千佳。氷室でも千佳でも好きに呼んで。後は特になし。」
「えーと。俺は風巻瞬。まぁ俺も瞬でいーよ。まぁこんな世界でも会えたのは何かの縁だしよろしくな!次は陽人な。」
瞬に振られて自分も自己紹介をする。
「日向陽人。陽人でいい。まぁこれから宜しくな。」
俺が自己紹介を終えた直後またもやチャイムが鳴り響いた。
「やっほー!死神だよ!さぁみんな自己紹介も済んだみたいだし。この世界に関するヒントを一つあげようかな!ということで隣の部屋に行ってみてね!」
「この世界に関するヒントか。早速確かめに行こーぜ。」
瞬の意見には誰も反対せず俺達は隣の部屋へ向かった。
隣の部屋にあったのは謎のプレートだった。とりあえず手に持って確かめてみる。
《plsatoouayrenlernoyy》
【HINT:3rail 2block】
書いてあったのは謎の暗号だった。
「なぁお前らこれの意味わかるか?」
ダメ元でみんなに聞いてみる。しかし誰一人反応しない。
「とりあえずその暗号は後回しにしない?」
林の提案。正直いくら考えても解けそうにないし今はそうするのが最善だろう。
プレートを無くさないように身につけ部屋から全員で出るとそこには見知らぬ人物がいた。
「おっ。いたいたー。テメーらがあいつの言ってた餓鬼共だな?」
あいつとは多分死神のことだろう。俺は問いに答える。
「多分そうだろうな。で?俺達に何か用か?」
「あぁ、お前らをぶっ殺さねぇといけなくなっちまってねぇ。ということで勝負といこうじゃねぇか。」
明らかにさっきの雑魚とはオーラが違う。やはりこれからが本番なのだろう。
コロシアイが始まる。
ゲーム開始から00:03:00
脱落者:1名