表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界転生レクイエム  作者: 山下贋作
第3章 天の階
22/50

小さな戦士と出会ったあの日

『俺の名はヒース。武者修行がてら旅をしている。食う金に困って、この依頼を受けた。よろしくな』

 アレスが村の外に出て最初に訪れた城下町。魔物討伐の大規模募集がかかり、臨時の二人組パーティーを組むことになった相手がヒースだった。

 自己紹介の後、アレスが思わず小人族特有の低い背丈に目をやると、ヒースは胡乱な目を返した。

『なんだ、その目は。小人族と思ってバカにするなよ。なんならきっちり白黒つけてやろうか』

 道中、彼は夢を語った。

『無論、目指すは世界最強の戦士だ。今はまだ無名だが、世界にこの名を轟かせるのが俺の夢だ』

 そして共に魔物討伐を果たした後のことだった。貴族の娘が攫われる事件が起こり、活躍を認められた二人に特別依頼が下る。

 娘を攫った山賊のねぐらを討つと、今度は背後で糸を引いていた魔物が現れた。その魔物も苦戦しつつも何とか倒し、娘を救い出すことに成功した。

 『ったく、妙なことに巻き込まれちまった』とぼやきながらも、ヒースはアレスに声を投げかけた。

『おい、ここから先お前はどうする?』

 予定はないと答えるアレスに、彼はにやりと笑う。

『ならどうだ。お互い行く当てのない者同士、一緒に旅をするってのは?』

 その言葉に頷いた瞬間、二人の旅は始まった。

『決まりだな。仲良くしようぜ』

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ